パティシエが焼いたあまりにも「リアルな」ケーキ:人々はこれをデザートだと信じないだろう!

ライフ
ニコライ・シェフチェンコ
 KFCのボックス、インスタントヌードル、死んだ鳩・・・これらは彼女が創作したケーキの一部だ。

 これは、ロシアで非常に人気のあるインスタントヌードル「ドシラク」のケーキだ。

 サンクトペテルブルク在住のパティシエ、アリョーナ・フォニャのツイッターの投稿には沢山の「いいね!」が集まり、ツイッター上では、彼女のこの「ドシラクケーキ」についてのユーザー達のコメントで盛り上がった。

  「いまが15世紀でなくてよかった。さもなければ、あなたは異端審問で、どうやってそのケーキを作ったのか疑われているところです!あなたは魔女だと!」とアカウント名「のんだくれの熊さん」はコメントした。

 アリョーナによると、彼女はこのケーキを作るために、組み立てから最後の装飾まで、合計約5時間を費やした。

 このケーキがあまりにもリアルなので、何人かのツイッターユーザーは、彼女を信じなかった。ユーザー達が、彼女に切断面を見せてほしいとコメントすると、こんな写真が投稿された。

 この2枚目の投稿をもってしても、まだ疑いが晴れなかったのが、ラベルだった。アリョーナ・フォニャは「食べられる紙、ウエハーペーパーを使いました。このためにドシラクを買ってスキャンしました。」と、ラベルの秘密を明らかにした。

 この驚くべきケーキで話題を巻き起こした後に、このサンクトペテルブルクのパティシエは、想像できないような形のケーキを作りだした。

 KFCのチキンバスケットのケーキだ。

 これが切断面だ。

 これは、死んだ鳩のケーキだ。このケーキは美学的見地からすれば決して良くはないが、リアルなのは事実だ。しかし必ずしも皆がこの作品を評価したわけではなかった。インスタグラムのユーザー la_marishka_lは「ひどい!こんなケーキはお金を払う価値がない!うーん、これが作品だということは分かっているし、素晴らしいと思うけど、やっぱり気持ち悪い。」とコメントした。

 ネガティブなコメントをものともせず、彼女は恐ろしいケーキを焼き続けた。血だらけの骸骨のケーキには、様々な反応が集まった。

 あなただったら、こんなケーキ注文するだろうか?