ペルミで雪と氷の彫刻コンクール、日本をテーマに

 ペルミでは雪と氷の彫刻コンクール「冬のヴェルニサージ」開催に向けた会場の準備が進んでいる。コンクールにはロシア、中国、マレーシア、シンガポールから22人のアーティストが参加する。各参加者は与えられた30個の氷解で、114日から17日にかけての4日間で作品を完成させる

 2年に1度開かれるこのコンクールの今回のテーマは日本。これは昨年のロシアと日本の相互年を受けてのもの。アーティストらはこのテーマを幅広く解釈した作品作りに挑む。たとえばエカテリンブルグのココリン兄弟は近代日本のテクノロジーと伝統の融合にインスピレーションを受けた未来派的な作品を、またヤクーツク出身のワシーリー・アルグノフ、アナトーリー・アルグノフ兄弟は“幸せとは何かを理解する”のを助ける「幸せのかけら」と名付けられた作品を、そしてリャザンのミストリュコフ兄弟はサムライ文化をテーマにした作品をそれぞれ制作する。

 一方、中国の参加者は氷でアニメのヒーローを再現、マレーシアの参加者は、世界の全てのことに耳を傾け、それぞれの願いを聞き入れてくれる日本の神を表現する。また日本の演劇をテーマにした作品も作られるとのこと

 

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