ロシアのハロウィン:友人たちをひどく困惑させるコスチューム7選

画像:イリーナ・バラノワ
 カウボーイ? ナース?そんなバカな!ここにご紹介するロシア風コスチュームのアイデアは、10月31日に友人たちに悪夢を見せることだろう。少なくとも、理解できないことに不安を感じる人たちや友人たちを困惑させることは間違いない。

1. 欧米版「ロシアのスパイ」 

 2018年用にアップグレードされたリストを見ながら最新のものにしよう。友人とパーティーに行く? じゃあ二人で「ロシアのスパイ」に扮してみたらどうだろう。実際のロシアGRUの諜報員はおそらく、私たちが欧米のメディアから受け取っているような見かけではまったくないだろうが、大事のは楽しくやることだ。マッチョに見せること、スウェットシャツは必ずしわくちゃにして、オムツか何かを詰め、ひげを伸ばして、本当にいかめしく見えるようにしよう――あなたは恐るべき諜報員なのだから、人助けをしたりはできない、正体がバレないようにしないといけないのだから。
 そしてもちろん、グループで写真を撮っている人たちを見かけたら、スパイ然としたユーモアのない顔をして、そのグループの少し後ろに立とう、チャンスがあったら常に逃さずやってみよう。ご存じの通り――ロシアのスパイはものすごくプロフェッショナルだから、どんなチャンスもゲットする…。

2. イワン雷帝

 ロマノフ家の人たちばかりが「ロシア人」と見なされるのはつまらな過ぎると感じたことはないだろうか? それなら、帝政時代に戻り、イワン4世の気分を味わってみないか? この悪い少年は、1533年から1547年までモスクワ公国の大公だったが、現在のアジアロシアにあたるかなりの部分を征服し、ロシアを広大な多民族国家とした後、1584年から亡くなるまで全ルーシのツァーリ(皇帝)を名乗った。
 映画『フラッシュ・ゴードン』(1980年)を見たことがあるなら、イワンに扮するのは難しくないだろう。無慈悲なミン皇帝をご記憶だろうか? それに、イワンらしい外見にするためのあの眉毛とヤギひげ、刺繍を施したローブとぶ厚い毛皮のアンダーコートだ。伝統的な毛皮の帽子と、もちろん、彼のトレードマークの杖を忘れないようにしよう。それも普通の杖ではない――イワン・ワシリエヴィチは自分の杖を補強していたので、もし何か彼の気に入らないことを言う人がいれば、自分でぼろぼろになるまで打ちのめしていた。彼は実際かなりの人をそんな目にあわせていた。

3. 賢女ワシリーサ

 麗しのワシリーサとも言われるこのロシア民話のヒロイン――「カエルの王女」と呼ばれることもある――には、数えきれないほどのバージョンがある。しかし、悪役としてスラヴ民話でもっとも有名な二人が特徴的だ――それは、不死のコシチェイとバーバ・ヤガーだ。

 抽象的なカエルのコスチュームを着ただけでは、うまくワシリーサに扮するのはちょっと難しいかもしれない。だから、ココシュニックを用意しよう。ロングの赤いローブをドレスに見たて、本物のロシア人らしく見えるように、スラブ風の刺繍を再現してみよう。もちろん、ワールドカップのときの伝統的なロシアのココシュニックのことをご記憶だろう。さらにイメージを完璧にするには、本物の長いブロンドの髪も役に立つ。

 ビデオガイドが必要なら、完璧にロシアのプリンセスに見えるようにするためこちらのビデオをチェックしよう。でも歯は黒くしてはいけない――それはバーバ・ヤガーにお任せしよう。というわけで… 

4. バーバ・ヤガー

 バーバ・ヤガーの多面性は、スラブのフォークロアでは一貫してはっきりと恐ろしいものとして現れているのだが、ここでは、ヤガーのエキゾチックで「親切」なバージョンを選んでみよう。彼女は、森の中で動けなくなった王子や子どもたちを助けてくれるのだ(彼らが行儀良く機知を見せればだが)。

 いずれにせよ、一晩中背中を曲げて歩き回らなければいけないことを覚悟しておこう。古着、巨大なつけ鼻、顔にあるたくさんのいぼ、黒塗りした歯、ひるむことのない冷笑がそろえば準備万端だ。 

 最後にひとつ:お帰りの際には、必ず藁箒をお持ちください。パーティー中はそれを使って「飛ぶ」ことができる。あるいは、嫌いな人を打って回ることもできる。 

5. ロシア精鋭のパラシュート兵

 OK、これには2つ方法があるうちの1つが可能だ:あなたには素晴らしい筋骨隆々の肉体か、あるいは、太鼓腹があるだろうか…いくつかの奇妙な理由があって、このどちらもロシアのパラシュート部隊では役に立つようなのだ。この部隊のメンバーたちは、素手で人を殺すことができる。

 まず、ロシア海軍の伝統的な服である「テルニャシュカ」(ストライプのシャツ)を手に入れよう。それから、伝統的なVDVの記章がついた青いベレー帽(町中の土産店で見つけることができる)、ロシア軍のミリタリーパンツ、ウォッカ「ストリチナヤ」の瓶、仕上げは「俺をバカにするな、殺すぞ」という態度だ。

 パーティーに向かう前に、ウォッカを2杯、一気飲みするのを忘れないようにしよう。男性に対するロシアの古い先入観を再現すれば皆が喜ぶことだろう。そうすれば、ロシア人の友人たちも愛してくれるにちがいない。

 パーティー会場に入るときには、必ず、ドルフ・ラングレン風によろつきながら、ソ連の国歌を大きな声で歌い、「ハイ!」と言って近づいてくる人たちにランダムにパンチを食らわせよう。

6. ロジオン・ラスコーリニコフ

 ロシアでは鞘のついていない斧を人目につかぬよう隠して持ち運ぶことは合法だということをご存じだろうか? その通りだ、私たちが好きなロシアの小説の主人公、フョードル・ドストエフスキーの『罪と罰』のロジオン・ラスコーリニコフのことだ――彼は誰よりもおもしろい男だと広く思われている。もしもまだこの小説を読んだことがないのなら、今こそ読んでみよう、そして10月病にさよならしよう。

 ラスコーリニコフになるには、世紀末を思わせる細身のロングコートが必要だ。苦しい感じを出すために、できればリサイクルショップで購入したものがいい。これにシルクハットを合わせ、大事なことを忘れないようにしよう:コートの内側に紐を縫いつけて小さな結び目を作り、そこに短い小斧を引っ掛けること――ラスコーリニコフがこの本の中で2人を殺すのに用いた凶器だ。パーティーの間は悲しげな顔をして歩きまわろう。

7. 不死のコシチェイ

 この意地悪な男はロシアでいちばん有名な妖怪だ。ロシアの多くのフォークロアに出没しては、この典型的な悪魔男は、いつも主人公の妻をさらっていくのだが、不思議なことに、彼を殺すのは実に難しい。彼はまた、実のところ骸骨だから、もしあなたがかなり痩せていて、10月末に半裸になるのも気にならないというのなら、マントを羽織り、金のホイルか何かでくるんだひん曲がった段ボール製の冠をかぶろう。曲がった剣も役に立つかもしれない。でも、くぼんだ目とこけた頬をしたゾンビメイクにお金をかける気がないというのなら、何か別のものに扮するほうがいいかもしれない。

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