フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第3戦リトアニア大会で、ロシアのアレクサンドラ・トルソワ選手が74.74点で世界記録を樹立した。トルソワ選手は難易度の高い2種類の3回転(トリプルルッツ・トリプルループ)のコンビネーションジャンプを成功させた。ロシアのメディアが9月6日伝えた。
ブラチスラヴァで開かれたジュニア・グランプリでは、ロシアのアンナ・シェルバコワ選手が73.18点をマークした。
今年8月半ばに、国際スケート連盟はこれまでの得点記録をすべてリセットし、「歴史的記録」として残すと発表した。これは新たな採点システムの導入に伴うもので、新システムではそれぞれのエレメントの難易度と出来栄えが以前の−3から+3ではなく、−5から+5の11段階で評価されることになる。
トルソワ選手はこれまでにも貴重な記録を残している。今年3月の世界ジュニア選手権(ブルガリア)では、女子では史上初となる4回転トウループを成功させた。トルソワ選手は7日にフリー演技を行う。