イルクーツク州アンガルスクにあるアンガルスク10周年記念公園に日本庭園が造成される。この庭は姉妹都市提携を結ぶ石川県小松市との友好のシンボルとなる。「シベリア・ニュース」が伝えた。
アンガルスク市のセルゲイ・ペトロフ市長は「日本を訪れ、建築家、デザイナー、樹木学者らによって作り上げられる素晴らしい庭園を目にし、そんな日本の一部をアンガルスクの10周年記念公園に取り入れようと決意した。すでに設計案は作られており、日本の専門家らの助けを借りて完成させたい」と述べた。市長は6月4日、「友情の庭」の造成地で、小松市代表団とともにマツを植樹した。
設計案では、四阿、水のない小川、それに架かる橋が作られ、灯篭、石庭、つくばい、盆栽などが飾られるほか、苔や地衣類の丘が造成されることになっている。また東アジアに順応させたアジアの植物が植えられ、自然の光と風を引き込むという原則を守った作りになるとのこと。