102年ぶりに日本の皇族がロシアを訪問:高円宮妃久子さまがサランスクにご到着

モルドヴィア・アリーナ、サランスク市

モルドヴィア・アリーナ、サランスク市

Stanislav Krasilnikov撮影/TASS
 高円宮妃久子さまが、日本対コロンビア戦が行われる都市サランスクに到着された。

 高円宮妃久子さまが、ご観戦予定の日本対コロンビア戦が行われる都市サランスクを訪れた。ロイターが目撃者の証言として伝えた。

 ロイター電について、ロシアのメディアグループ「RBC」が在モスクワ日本大使館に問い合わせると、「はい、高円宮妃久子さまは現在サランスクにいらっしゃいます」と、大使館の広報担当が説明した。

 NHKによれば、久子さまのW杯へのご旅行は、日本の皇室代表者のロシア訪問としては102年ぶり。久子さまは、日本サッカー協会(JFA)の名誉総裁でもあり、4年前は、前回のW杯が行われたブラジルも訪問された(久子さまは1998年からW杯を訪問されている)。

地元の美術館もご訪問

 やはりRBCが日本大使館に照会したところでは、この後、久子さまは日本チームのベースキャンプ地訪問のため、カザン市に向かわれるご予定だという。6月23日には、日本対セネガルの試合が行われるエカテリンブルクをご訪問になる(試合は24日)。

 なお、久子さまはサランスクで、S.D. エルジャ記念モルドヴィア美術館も訪問された。アレクサンドラ・ロバノワ副館長がタス通信に語ったところによると、同館は久子さまに2枚のスカーフを贈呈した。「フェドート・ワシーリエヴィチ・スィチコフの作品をあしらったものが1枚。彼は、サランスクのすばらしい画家で、この美術館にも作品が展示されています。もう1枚は、久子さまをご案内申し上げた当美術館長、リュドミラ・コルチャノワ=ナルベコワの作品が施されたものです」

 久子さまはお返しとして美術館にペナントを贈られ、ご訪問の終わりには、来賓リストに署名をされた。

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