サランスクで地元の人のように感じる5つのもの

サランスクのミレニアムスクエア

サランスクのミレニアムスクエア

AFP
 6月19日に日本とコロンビアが対戦するFIFAワールドカップに向けて、モルドヴィア共和国の首都に行くか?それともロシアが提供する以上のものを探りたいか?ステパン・エリジャの木彫刻に触発され、ジェラール・ドパルデューの映画館を訪ねることができる!

 FIFAワールドカップの試合のためにでも、あるいは、世界最大の国を縦断する旅の一環としてサランスク(モスクワの南東650km)に来るのだとしても、心配ご無用。この都市は、モスクワやサンクトペテルブルクに比べれば小さいですが 、おもてなしと歓迎の気持ちに溢れ、外国からの訪問客たちと、国民文化を共有することを熱望している。

 モルドヴィア共和国とその首都サランスクは、ロシア人にとっても最高の旅行先でないことは事実だ。ここは、FIFAワールドカップの開催地になる前は、刑務所のある土地として知られていた(最も有名な昨今の収容者の1人は、プッシー・ライオットのナデージダ・トロコンニコワで、2013年にここにいた)。この都市はまた、フランスの俳優ジェラール・ドパルデューが、サランスクに住民票を提出し、その後、当地の映画館を改修して、メディアで騒ぎになったことで有名になった。

 訪問客の皆さんは、サランスクの清潔な通りや魅力的な歴史遺跡、フレンドリーな地元の人々に心地よい驚きを覚えることだろう。ここでは、思い出に残る滞在にするためのヒントをいくつかご紹介しよう。

1. モルドヴィア国立大学の屋上からのパノラマを楽しむ

 ミレニアムスクエアとそこにある音楽噴水に向かって市の中心部を歩いていくと、小さめだがモスクワ大学にそっくりな建物が見えてくる――オガリョフ・モルドヴィア国立大学だ。屋上の展望台に昇り、一望できる景色を楽しんでください。新しいスタジアムと、オペラ・バレエ劇場の隣の譜面の形をした噴水が目に入るでしょう――これらはすべて、地上からは見えにくいものだ。

2. モルドヴィア美術館のステパン・エリジャの彫刻を見る

モルドヴィア美術館

 大学から歩いてすぐのところに、地元の芸術家たちの大きなコレクションを所有するモルドヴィア美術館のグリーンの建物がある。最も重要なのは、素晴らしい木彫刻で知られるステパン・エリジャ(1876-1959)だ。

 この近くの村に生まれた彼は、自身の民族を尊重して「エリジャ」という名前を使った。エリジャというのは、モルドヴィアにいる人々の中では民族的に下位集団に属しているグループだ。彼の作品は、イタリアやフランスで展示されている。エリジャはラテン・アメリカに数年間住んでいたことがあり、そこで彼は、当地の木々に惚れこみ、ソ連に戻るときにいくつか持ち帰ったほどだ。サランスクまで行ったのに彼の作品を見なかったのだとしたら、行ったのが無駄になる!彼の素晴らしい彫刻を見たり、地元の生活を描いた多くのカラフルな絵を楽しむための時間を1、2時間、必ず見つけてください。

3. 地元の歴史博物館でモルドヴィアの過去について学ぶ

歴史博物館

 モルドヴィアの人たちは、ロシアの他の民族と常に良好な善隣関係の中で暮らしてきて、2012年には、友好千年を祝った。ここの人たちは、過去を祝うために最善を尽くし、それについてはサランスク河岸のプーシキン公園の道の向こうにある地元の歴史博物館で知ることができる。そこは、この地の自然を見、モルドヴィアの伝統について学び、大祖国戦争の勝利にこの街が貢献したことを知ることのできる数少ない場所のひとつだ。

4. モルドヴィア・ポドヴォルィエ・レストランで地元の料理を味わう

モルドヴィア・ポドヴォルィエ

 歴史博物館の真向かいに、モルドヴィア・ポドヴォルィエ・レストランの木製建築が見える。この店では、「メドヴェージヤ・ラーパ(熊の手)」「モルドヴィア・ペリメニ(モルドヴィア風餃子)」、伝統的なスープの「セリャンカ」 、そしてふわふわのパンケーキ「パチャト」といった地元の伝統的な料理を食べてみることができる。モルドヴィアのデザインと装飾が施された、この雰囲気ある場所で、地元の文化を感じ味わうチャンスを逃さないでください。

5. ジェラール・ドパルデューの映画館で映画を見る

 世界的に有名なフランスの俳優がごひいきにしている、新しく改修された映画館をチェックしてみないか?ドパルデューは、2013年にロシアの市民権を取得し、サランスクに住民票を提出した。彼が、市の中心部に不動産を持っていると言う人もいるが、実際には彼は訪れていない。しかし、2016年には「ロシア」映画館を改修し、この映画館は彼の名前を冠している。地元の人々は、この映画館がサランスク南部の遠い場所にあったとしても、今では心地よい劇場で手ごろな値段でハリウッド映画を楽しむことができるのだ。タクシーに乗れば、市の中心部から15分で映画を楽しめる!

*ワールドカップのためにロシアに行く? 滞在登録のルールについて知っておいてください。

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