ザギトワのコーチ:「世界選手権にアリーナは少し疲れた様子でやってきました」

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ロシア・ビヨンド
 平昌オリンピック女性フィギュアスケート個人の金メダリストアリーナ・ザギトワは、来シーズンも高いモチベーションを維持することができそうだ。彼女のコーチであるエテリ・トゥトベリーゼは、モスクワの記者会見でこう述べた。

 「オリンピックイヤーは終わったりましたが、我が国の選手たちは、どの年齢層も非常に高い結果を出してくれました。難しい一年で、誰もが鞭うたれた良い競争となりました。精神的には大変でしたよ、ジェーニャ(メドベージェワ)とアリーナは、最高の演技を期待されていますからね。ジェーニャが怪我をしたのは残念でしたが、アリーナの方は世界選手権の経験が少し足りませんでしたね」と、トゥトベリーゼは語った。

 「世界選手権にアリーナは、少し疲れた様子でやってきました。すべてできることはできるけれども、あまり正確ではないんです。オリンピックにぴったりやってきていたフォームのピークが、この時にはすでに終わっていました。それでもやはり彼女は、模範的な演技を披露するのに問題なく滑ることができましたけれど。もっとも大事なことは、成長のために乗り越えるべき屈辱感が残ることです、そうすれば、アリーナはモチベーションを見いだすことができますから」、と彼女は付け加えた。

 コーチの意見によれば、来シーズンのフィギュアスケートの新ルールでは、プログラムの後半ですべてのジャンプを跳ぶことができなくなるのだそうだ。ザギトワはこれまで、プログラム後半のジャンプで、ボーナス点を獲得してきている。

 先日行われたミラノの世界選手権では、15歳のザギトワは、フリーで3回転倒し、5位に終わった。 

*エテリ・トゥトベリーゼは、フィギュアスケートの未来のスターたちをどうやって育てているのだろうか?それについては私たちの記事をご覧ください。