ロシアの既婚者およびカップルを対象に調査を行った全ロシア世論調査センターによれば、回答者の大半が男性と女性は家事を分担し、物ごとを共同で決定していくべきだと考えていることが分かった。
調査では82%の回答者がそのように考えていると答え、72%がすでに実際にそうしていると答えた。2009年に実施された同様の調査では、平等であるべきだと答えたのは34%で、前回に較べて、今回の調査結果ではその考えを支持した人の数がかなり増加したことになる。
調査センターは、家事のほとんど(育児、買い物、掃除など)は男女両方がすべき仕事と考えられていると指摘する。例外は修理と洗濯。概して前者は男性、後者は女性がするべき仕事だとみなされている。
しかしながら、実情は調査結果の通りではないようだ。同じ世論調査では、結局は洗濯(72%)だけでなく、炊事(57%)、アイロンがけ(63%)も女性が主に担当していることが分かった。しかしながら、全ロシア世論調査センターはそれでも肯定的な変化は起きており、この数年の間により多くの人々が、男女で家事を分担するようになったと答えたと強調している。
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