ロシア 一市民のために北朝鮮に投票所を設置

ウラジーミル・リーさん(左)、妻(右)、アレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使(中央)

ウラジーミル・リーさん(左)、妻(右)、アレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使(中央)

駐朝鮮民主主義人民共和国ロシア連邦大使館
 ウラジーミル・リーさんは北朝鮮に住む唯一のロシア人である。北朝鮮のロシア大使館が伝えたところによれば、ロシア大統領選挙が実施される今年3月18日、リーさん一人のための投票所が設置されるという。

 ウラジーミル・リーさんは1950年代初頭にカムチャツカ半島で生まれた。北朝鮮市民の父親がそこに赴任していたときに、ロシア人女性と結婚した。父親は、駐在終了に伴い、妻とリーさんを連れて故郷の元山(ウォンサン)に帰り、リーさんはそこで育った。

 父親が死去したあと、リーさんの母親はロシアに帰ったが、リーさんは北朝鮮に残り、そこで地元の舞台女優と結婚した。大きくなった子どもたちはロシアに留学し、リーさんの母親と暮らすことにしたが、このときもリーさんは北朝鮮を離れることはなかった。そして現在もロシア国籍を保持しながら、北朝鮮に暮らしている。 

 リーさんはロシアの選挙があるたびに投票に行くことにしているが、投票所は大使館がある平壌(ピョンヤン)に設置される。平壌は彼が住む元山からは200キロほど離れている。

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