1941年のロシアの様子(写真特集)

 1941年がロシア史において持つ意味は何だろうか。独ソ戦が始まった年、人々はどのような様子で、街路では何が起こっていたのだろうか。

 スターリン時代の真っ只中だった。工業化が急ピッチで進み、新しい大工場が次々に登場し、農民は集団農場で仕事に励んでいた。同時に、1930年代後半から始まった大粛清は継続中で、人々は逮捕されて収容所に送られ続けていた

 だが、1941年6月22日を境にソ連史は文字通り二分される。第二次世界大戦が東部戦線に達し、モスクワとレニングラード(現サンクトペテルブルク)が脅かされ始めた。学童や学生も義勇兵として前線に向かい、少女は小銃を手に武器工場へ行った。市民は疎開し、家屋は破壊された。

戦争前夜のピオネール

ソビエトのエコ活動:金属くずを集めてリサイクルに回すピオネール

「明日戦争が始まった……」

「赤いプロレタリア」工場の託児所

5月の労働者の日のデモに参加する学童

村で働く女性トラクター運転手

コーカサス山脈でトレッキングする登山客

祖国防衛のため出撃するロシア人パイロット  

ナチスに占領されて間もないロシア西部プスコフ州の町ネヴェリ 

ナチス「訪問」後のピョートル・チャイコフスキー博物館の展示品

レニングラードの塹壕で待機する兵士

第二次世界大戦中のモスクワ:ボリショイ劇場のすぐそばの飛行船
1941年、防空壕として使われるモスクワ地下鉄マヤコフスカヤ駅

赤軍の砲弾を製造する女性

モスクワの建物の屋上で偵察する防空部隊

前線に立つソ連の有名作家ミハイル・ショーロホフとアレクサンドル・ファデーエフ

戦時中のモスクワの街路

いざ、モスクワ防衛!

北部戦線で行進する兵士

モスクワ中心部で撃墜されたナチスの飛行機

戦時中のモスクワの広場

ゲオルギー・シュパーギンが設計し、第二次世界大戦中に広く用いられたPPSh-41短機関銃を組み立てる女性

飛行機をカムフラージュする女性

レニングラード、冬宮。前線から家畜を避難させてきた農民

疎開したボリショイ劇団が演じる『白鳥の湖』

モスクワ郊外で馬に乗る兵士

「連隊の息子」

軍に寄付されたモスクワ市民の日用品

モスクワ郊外の「アエロサン」(プロペラで推進する橇)

レニングラード、ネフスキー大通り。ナチスの空爆で破壊された建物 

焼夷弾の消化訓練をする女子生徒

撃墜したナチスの飛行機の前でポーズを取る兵士 

ナチスの攻撃で大きな被害を受けたモスクワ近郊の新エルサレム修道院 

北極圏で活動する軍用犬 

1941年11月7日、戦時中にもかかわらず赤の広場で行われたボリシェヴィキ革命24周年の記念式典 

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