サンクトでクルーゼンシュテルン展:ロシア初の世界周航と露日外交関係樹立を記念

「日本人の通訳者」、『クルーゼンシュテルン提督世界周航地図』

「日本人の通訳者」、『クルーゼンシュテルン提督世界周航地図』

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 3月5日、サンクトペテルブルクの大統領図書館で、ロシア初の世界周航開始215年を記念し、展覧会がオープンした。インタファクス通信が伝えた。

 イワン(アーダム)・クルーゼンシュテルンとユーリー・リシャンスキーが率いたロシア初の世界周航、および18~19世紀の露日関係が展覧会のテーマだ。

 「今回の展示品の目玉の一つは、『クルーゼンシュテルン提督世界周航地図』。世界周航に参加した乗組員が1813年に作成したもの」。図書館広報部のプレスリリースにはこう述べられている。

 展示会ではまた、日露和親条約(1855年)の原文も展示されている。この条約により、露日間に外交関係、両国の国境線、通商関係が初めて樹立され、「平和と友好」がうたわれた。

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