そして夏休みの間にロシア語を磨きたいという方にとってのベストな方法は、やはりロシア本国での勉強を兼ねて旅行をすること。ご紹介する7つの夏の語学コースをチェックしてみよう。チャンスを逃さないで!
HSEでは、中級から上級のロシア語能力を持つ学生のための8週間の夏季集中語学講座を開催する。160時間(20時間/週)の授業が月曜から木曜に行われる(午前10時から午後3時50分まで)。週末には、モスクワ周辺への数々のオプショナルツアーが企画される(入場券、拝観料などは授業料には含まれていない)。
費用:3,200ドル/8週間 (授業料、寮費、指導教官によるサポート費用、ビザ取得サポート費用)
日程:6月3日-7月26日
プーシキン記念ロシア語大学は、時間をかけずにロシア語力をアップさせたいと考える外国人を対象に数多くの夏期講習を用意している。「ロシア語で話してみよう」(初心者向け)、「ビジネスのためのロシア語」(レベルB1以上)、「外交官と政治学・政治社会学を学ぶ人のためのロシア語」(レベルB2以上)、またロシア語教師のための「外国語としてのロシア語教授法」など18種類の特別講座が設けられている。各コースとも4週間にわたって18-24時間/週の講義がある。国際夏期講習に参加するには、「Pushkin Online」で検定試験を受け、欧州評議会基準(A1からC1)でロシア語力をランク分けしてもらわなければならない。
費用:542ドル–658ドル(コースによる)、寮費は別。
日程:6月–8月
Polytechではテーマ別に7種のロシア語講座を用意している。「ロシアの言葉、政治と白夜の中の芸術」、「ロシアの言葉、歴史と文学」、「ロシア語でのビジネス会話」、「ロシアの言葉、政治と芸術」、「交換留学生のためのロシア語集中講座」、「ロシアの言葉、文学とビジネス文化」、「TORFL試験の準備」である。日程と費用はコースごとに変わるので、目的とスケジュールに合う講座を選ぶことが出来る。
費用:256ドル–725ドル、コースと期間による(授業料、カルチャー活動参加費、野外活動参加費、教材費、ビザ取得のための招待状作成費用)
日程:6月–9月中旬
LETIはロシア語力のレベルに応じて5種類のロシア語強化コースを用意している。「ロシア語とロシアの文化遺産」(1週間、36時間)、「ロシア語による珠玉のロシア文化」(2週間、72時間)及び、1か月のロシア語集中講座がA1、A2-B1とB2-C1レベルの人向けにある。
費用:232ドル–542ドル、コースと期間による。(招待状費用、トレーニング、教材と文化活動費を含む)
日程:7月–8月
ロバチェフスキー大学のロシア語コースは英語とロシア語による講義が週に20時間行われる。講義ではロシア語力を高められるだけでなく、ロシアの歴史、文化、社会習慣に加えて、ロシア正教についての主な知識も得ることが出来る。授業では、双方向演習や議論も行われる。寄宿寮かホームステイのどちらかに宿泊することもできる。
費用:542ドル:3週間分の授業料、教材、市内観光費、その他のアクティビティ費用(博物館・美術館、ワークショップ、会話クラブ)
日程:7月8日–7月23日 (応募期限:非EU市民は5月21日、EU市民は6月20日)
2019年度のウラル連邦大学ロシア語強化コースでは、ロシアのさまざまな場所を訪れる文化活動を組み合わせた3種類のコースが用意される。3週間の「ロシアの壁:建設と崩壊」コースは、サンクトペテルブルク、モスクワ、スズダリ、ウラジーミルとエカテリンブルク訪問が含まれる。あるいは「ロシア・エクスプレス2019」コースでは、いくつかのロシア語のクラスを混ぜて受けることができ、ロシア革命とレーニンの歴史を追って、エカテリンブルク、カザン、サンクトペテルブルクを見学する。加えて「真のロシアで学ぶロシア語学習」コースでは、ウラルの真ん中でのロシア語短期集中コースと、サンクトペテルブルクへの1週間の旅を含めたものの2つの選択肢がある。
費用:1,040ドル‐2,198ドル、コースと期間による
日程:7月–9月
トムスク大学が用意する夏期ロシア語強化講座は、あらゆるレベルの学生を対象にしている。60時間の語学講座では、会話、作文、文法、ヒアリング、実用文体学に加えて、現代の社会、政治、文化問題についての議論や、ロシアメディアソース入門、シベリア文化と歴史についての講義が含まれる。参加者は個別指導を受けたり観光を楽しむ機会もある。
費用:775ドル(授業料、空港への送迎、文化/交流プログラム、教材費、休憩時のお茶代、滞在費)
日程:8月19日–9月6日
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