5つのロシア語の間投詞:ロシア人の会話に絶対欠かせない

Alexander Rodchenko, Freepik
 仮にあなたが十分に流暢なロシア語を話し、しばしばロシア人からお世辞を言われているとしよう。だがあなたが、ロシア語会話に不可欠なこれらの間投詞で感情をうまく表現できないかぎり、決して一人前には扱われないだろう。

1.Агащаз - Aga, shchas

 これは皮肉な言い方で、文字通りの意味は「ああ、すぐに!」。例えば、ある人が本当はしたくないことをするように頼まれたときなどに使う。「今駆けつけるとこだよ」(уже бегу - uzhe beguと付け加えてもいい。

 上のフレーズの後に「もちろん」(konechno)を追加する人さえいる。Q&Aサイト「Quora(クオーラ)」のITコンサルタント、ミハイル・ストロゴフさんは、「トリプルポジティブはネガティブを意味するんだ」と言う。意味が皮肉にひっくり返るわけだ。

2.Да нетнаверное - Da net, navernoe

 このフレーズの文字通りの意味は、「はい、いいえ、たぶんね」ということになるのだが、実際には「いや、そうじゃないと思うよ」、「たぶん、そうじゃないでしょう(そうしないでしょう)、ありがとう」と、話者は言おうとしているのである。

 つまり、このフレーズはある程度の疑問、躊躇を表しているわけで、とてもロシア風の表現だ。もう「いいえ」と言ってしまっているのだが、しかし内心は、自身の言葉にどのくらい確信がもてているかはっきりしない。

 2番目のタイプの使用法(「たぶん、そうじゃないでしょう、ありがとう」の意味で言う場合)では、ある程度の丁寧さが加わる。

 要するに、友だちから4日を続けて外泊しようと求められたとき、「da netnavernoe」と答えれば、実はまんざらその気がなくもないのだが、「はい」と言ってはまずそうなことを承知している、といったニュアンスが出るわけだ。

3.Давай - Davai

 文字通りには「さあ(行こう、来い、~しよう)!」を意味し、その意味でももちろん使われるのだが、真に「多目的な」フレーズだ。

 誰かが電話で話していて、双方が何かに同意しようとしているときに、「davaidavai」と繰り返すのをよく聞く。しかしそれは、「すぐに話そう/すぐ会おう」を意味することもある。とにかくこのフレーズは幅広く、「OK賛成だ」から「行こう、来い」まで、状況によっていろんな意味になる。

 「Davai」は「与える」という動詞の命令形だ。「Let’s go home 家に帰ろう」の「Let’sのように、勧誘、誘いの意味を添えるのに使われる。ロシア語では、「家に帰ろう」は次のようになる。Давай пойдем домой Davai poidem domoi

 しかし大抵の場合、「davai」は、OK!のロシア語版のように使われる。“Davai, poka” OK!じゃあ〈さよなら〉)、あるいは、“Nu, davai!”のように( “Nu”は、「それじゃ」〈“alright then”〉の意味で、後に “davai” が続くと、いっしょに「さよなら」の意味になる)。

4.Типа - Tipa (文字通りの意味は「タイプ、種類」)

 これも現代ロシア語の会話で、主な挿入句の一つになっている。「~のタイプ、種類」、「~っぽい」、「~風」といった意味だ。

 普通はくだけた会話で、あるものを何かと比べるときに使う。「типа того」(Tipa tovo)で、「まあ、そんな感じだよ」。あるいは、一定の留保、疑念をはさみながら同意するときだ。「君は7時までに帰宅できる?」と聞かれて、やはり“Tipa tovo”(たぶん、その頃に帰るよ)。

 またこれは、英語の“like”のように、パラフレーズに際してしばしば使用される。「つまり、私は…」 

5.Блин – Blin(元来の意味は「ブリン〈パンケーキ〉」)

 文字通りの意味は「ブリン〈パンケーキ〉」なのだが、「ちくしょう!」とか「くそ!」という意味でも使われる。それというのも、この言葉が、ここではとても書けないような卑猥な罵言に形が似ているからだ!

 けがをしたとき、失敗したとき、スポーツチームの突然の敗北に驚いたとき、ロシア人は “blin, blin, blin” あるいは “bliiiiiiiin!”と叫ぶ。

 さて、これを承知のうえで、具体的な文に応用してみよう。

 “Blin! Kak krasivo!” これは、「くそ(ヤバイ)、すげえきれいだぜ」という感じ。I “well, damn(ちくしょう)!”に類する挿入語として使われるわけだ。例えば、 “Nu ti blin daesh!”は、「おお、やったね!」「やってくれるね!」といった感嘆の意味になる。

 

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