急なパーティにもサッと作れるソ連時代のロールケーキ(レシピ)

ユリヤ・ムリノ
 数時間で、シンプルながらもおいしいケーキを作りたい!そんなときには、レモンカードを使ったこの柔らかくてふわふわの季節のロールケーキを作ってみよう。

 見かけはとても凝っているように見えても、母や叔母はいつもロールケーキは、おいしくて印象に残るパーティ用のもっともシンプルなデザートだと言っていた。学校のパーティがあると、母はいつもこれを焼いてくれたのを今でも覚えている。子どもたちがそれぞれ家からデザートを持ち寄って、クラスメートたちと分け合うというものだったのである。

 ペレストロイカ時代、店に行くと様々なスイーツが売られていた。たとえば、チョコレートでコーティングされたクリーミーなラズベリージャムのロールケーキはとても人気があった。しかし、それでもやはり家で作るお菓子に勝るものはない。

 さて、ではこのロールケーキの何が特別なのだろうか。オリジナルのレシピの材料は、小麦粉、卵、砂糖、そしてフィリングのジャムである。通常、ロールケーキをふわふわにするために、卵白と卵黄を別々に泡立ててから合わせる。母のレシピは、日めくりカレンダーに書かれてあったもので、そのレシピでは砂糖の代わりにコンデンスミルクを使い、卵は全卵のまま泡立てるため、時間を短縮することができる。

 一方、叔母のレシピでは、クリーミーで甘いクワルクとレモンのマーマレードのフィリングを使う。叔母はこれを温かい生地の上に乗せて、そのまま巻いていた。するとマーマレードが少し溶けて、クワルクも生地によく染み込むのである。そして1時間後にはケーキは出来上がる。

 わたしのレシピは、クラシカルなレシピに、カレンダーに載っていたレシピを組み合わせたものである。しかし、地元の店でコンデンスミルクと正しい固さのマーマレード(シュガーコーティングされた柔らかい塊)を見つけるのは簡単ではない。そこでわたしはレモンカードをフィリングに使い、生地に砂糖を使う。

のちにレモンカードを見つけたが、フィリングには適さないものであった。あまりにもベタベタだったからだが、かわいいデコレーションをするのにはぴったりであった。 

材料:

生地:

小麦粉 - 120 g

砂糖 - 100 g

卵 – 3個

牛乳 – 大さじ5

塩 – ひとつまみ 

クリーム:

溶かしたチーズ - 400 g

粉砂糖 - 50 g

レモンカード – 大さじ3~4 

作り方:

1. オーブンは180℃に予熱する。卵と砂糖を合わせ、全体に軽くなり、量が増えるまで6分ほど泡立てる。

2. 牛乳を加えて、さらに泡立てる。

3. スパチュラを使い、気泡を潰さないように小麦粉と塩をそっと加える。

4. ベーキングペーパーの上に厚み1㌢ほどになるよう生地を広げる。13分から15分焼く。生地が焼きあがるまでドアを開けないこと(ふくらみがなくなる)。

5. 温かいうちに端をカットする。

6. 生地をもう1枚のベーキングペーパーで覆い、ひっくり返し、最初のベーキングペーパーを外す。

7. 生地を巻き、冷ます。

8. クリームチーズと砂糖を混ぜる。

9. 生地が冷めたら、平らに広げ、レモンカードとクリームチーズを表面に広げる。クリームはデコレーション用に少し置いておく。

10. もう一度、巻き、1時間以上冷蔵庫で冷やす。

11. クリーム、レモン、レモンマーマレードでデコレーションする。

12. 出来上がり!

「ロシア・ビヨンド」がLineで登場!是非ご購読ください!

もっと読む:

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる