甘いクルペニク:カボチャと柑橘類を使ったロシアの雑穀で作るデザート(レシピ)

Yulia Mulino
 シリアル料理はロシアでおそらくもっとも伝統的な食べ物だろう。健康的で、栄養もあり、作るのも簡単である。ちょっとカジュアルすぎると思う人もいるかもしれないが、少し豪華に見せるこの雑穀料理の作り方をこのレシピでチェックしてみてはいかが。楽しくて驚くこと請け合いだ。

 伝統的なクルペニクはクワルク(白チーズ)と卵をベースに、穀類を使って作るおかず系のプリンである。通常は蕎麦かセモリナを使う。クルペニクという言葉は、ロシア語で穀類を意味する「クルパ」を由来としている。肉のシチューに添えたり、サワークリームを加えて食べる。

 しかしながら、この料理には甘く作るレシピもある。そんなひとつが雑穀で作るクルペニク。実際にプシェニクと呼ばれる雑穀(ロシア語でプシェノ)を使うが、クワルクや卵は入っていない、特別な甘いプディングがある。このふたつのロシア伝統の料理を組み合わせることによって、雑穀粥の残り物を上手に使った絶妙をデザートを作ることができる。そしてクルペニクを現代的にサクサクの生地で作れば、お祝いのご馳走にもなる。

 カボチャを使うと風味と色で季節感が出るが、リンゴやレーズンを使ってもよい。レモンゼスト(すりおろした皮)を加えて風味豊かにすることを忘れずに。甘いクルペニクはサワークリームかヨーグルトと共に食べると美味しい。

材料

フィリング:

  • 雑穀 100g
  • クリーミーな(柔らかい)クワルク 250g
  • 卵 2個
  • 砂糖 120g
  • バター 25g
  • カボチャ(皮をむいたもの) 200g
  • オレンジゼスト
  • バニラ

 

生地:

  • 小麦粉 150g
  • バター(冷たいもの) 75g
  • 卵 1個
  • 砂糖 60g
  • ベイキングパウダー 小さじ1/2
  • レモンゼスト

 

その他、生地作りに必要なもの:

  • ケーキ型 18cm
  • ベーキングシート
  • 乾燥した豆 1kg

 

作り方

1. 生地(ショートクラスト生地)の材料をすべてフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで混ぜる。

2. 18センチのケーキ型を用意し、底にベーキングシートを敷き、内側にバターを塗る。

3. ケーキのベースを作るため、ケーキ型に生地を平らに広げる。フィリングを作っている間、冷蔵庫で休ませる。

4. 雑穀は洗い、300mlの水と塩少々を加えて、雑穀が柔らかくなるまで15分から20分煮る。

5. きれいに洗って、皮をむいたカボチャを角切りにする。

6. 鍋にバターを溶かし、カボチャと砂糖(20g )を入れ、柔らかくなるまで10分ほど煮る。火から下ろし、オレンジゼストを加えて、冷ます。

7. 雑穀ができて入れば、粗熱をとる。

8. 冷蔵庫から生地を取り出す。ベーキングシートを水で濡らして、やさしく絞って水気をとり、シートを柔らかくする。

9. ベーキングシートをケーキ型に入れ、型いっぱいに豆を入れる。下ごしらえの段階で、生地が溶けないようにすること。ケーキ型をオーブンに入れ、ベースの下ごしらえのため、220℃で10分ほど焼く。

10. ベースを焼いている間に、雑穀とカボチャを合わせる。

11. クワルク、卵、砂糖(100g )、バニラを混ぜ、雑穀とカボチャを合わせたものに加える。

12. ケーキ型をオーブンから取り出す。豆の入ったペーパーをそっと取り出し、フィリングを注ぎ入れる。

13. オーブンの温度を180℃に下げ、ケーキを入れ、30分ほど焼いたら、150℃まで温度を下げ、さらに30分焼く。真ん中が盛り上がって来ると良い。

14. ケーキを冷ます。

15. 温かいまままたは冷まして生クリームまたはキセーリを添えて出す。

16. どうぞ召し上がれ! 

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