くらくらするほど数多いバー中から、ロシア・ビヨンドがいくつかの最高のバーを紹介しよう。赤、白、スパークリングどれでもお好きなワインをお楽しみあれ。
かつてはロシア社交界の裕福な人々の特権とされていたご馳走とともに、良質のワインを一杯楽しむ。今では幸運なことに、「民主的な」価格のワインが広く出回り、こうした概念は打ち砕かれており、(テーブルは9つしかない)親しみやすい雰囲気のClassica Barはこの風潮を表す最高の例であろう。賑やかなトヴェルスカヤ‐ヤムスカヤ通りの一角からはずれ、隠れるようにあるClassica Barは素晴らしいワイン(70種類以上あり、20ドル=およそ2,200円/ボトルから)を揃え、地中海風の料理を出す小さなオアシスのようである。ここでは有名な銘柄のものでは無く、品質と価格のバランスの良いワインを出すのが特徴で、いろいろなワイン生産国からの幅広い種類のワインを楽しむことが出来る。
住所:1-ya Tverskaya-Yamskaya Street, 2/1
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300以上ものワインコレクションを自慢するのはまったく罪なことではないことは確かであり、しかもそのうち60種はグラスでオーダーできる。Sinners & Beginnersには、ワイン愛好家のリビングルームやワインセラーのような雰囲気がありとても惹きつけられる。インテリアは、ファンキーさと控えめさの両方を兼ね備えていることもあり、店の常連客も、子連れのママや、ビジネスマンたち、ファッショニスタたちと、実に多彩である。ブランドシェフはイタリアから来たヴィンチェンゾ・ディリーロで、メニューは、ありとあらゆるカルパッチョ、ブルスケッタ、ピザ、チーズ、肉料理、野菜とディップであふれている。ワインは、流行のオレンジワイン、またはスタッフが薦めるどのワインも美味しい。
住所:Petrovka Street, 23/10 building 5
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おしゃれな地区にあるワインバー(クルスク地下鉄駅から徒歩5分)に初めて行くと、ハウスワインが赤と白が3ドル(およそ330円)、スパークリングが4ドル(およそ440円)という値段に驚かされる。ワインメニューは2種類あって、客のタイプによって使い分けられている。一つ目は、まだそれほど専門的な知識はないが、ワインに興味を持っているという客用で、セクション毎にかなり詳しい説明が付いている。二つ目は、たった数ページのメニューで、銘柄、生産年と価格しか載っていない。すべて合わせると、200以上のワインがここでは楽しめる。もちろん、流行のオレンジワイン、ヴィーガンワイン、バイオダイナミックワインもある。食事は、あらゆる種類のものが用意されている(サラダ、スープ、魚料理、肉料理、ヴェジタリアン料理、ヴィーガン料理がある)。木曜、金曜、土曜に行くのがベストで、夜中の3時まで開いている。
住所:Zemlyanoy Val ¼, building 1
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このワインバーは、「サーカス」と言う意味のロシア語が店の名前に付けられており、近くの角を曲がったところにあるニクーリン・モスクワ・サーカスに因んでいる。もしくは、ワインが頭にまわってきたころに始まる妄想の「ショー」から来たのかもしれない。Tsirkは少しひっそりした横丁にあるが、見つけ出す価値はある。インテリアは簡素で無駄なものを排して、ほとんどスカンジナヴィア風であり、混み合った店内はアーティスト風な客が多い。ここにはワインメニューはない。しかし、知識豊なウェイトレスがいつもストックにある最適なものをアドバイスしてくれる。平均的なワインの価格は30ドル(およそ3,300円)/ボトルくらいである。食事は、大きな皿で出されるスターターと食欲をそそるメインをワインに合わせていつも出してくれる。平日はオフィスを抜け出して、ビジネスランチ(2皿コースで6ドル=およそ660円、3皿コースで8ドル=およそ880円)をグラスワイン(わずか4ドル=およそ440円)と一緒に楽しめる。
住所:Tsvetnoy Boulevard, 20/1
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サンクトペテルブルクでワインと言えばここに限ると評されるほどのバーの1つになった後、Big Wine Freaksは2017年にこの人気バーをモスクワでもオープンした。ニューヨークのロフトスタイルのインテリアを施した店内は、伝統あるヨーロッパの魅力と新しいアメリカのカッコよさが融合されている。バイオダイナミックワイン、クラフトシャンパン、希少ワインがこの店の最も特筆すべきものだが、もっと普通に落ち着いた気持ちで飲みたいなら、ヨーロッパや新大陸からのとても幅広い種類のワインが揃っている(グラスワインは7ドル=およそ770円から)。メニューにはワインを飲むのに最適なおつまみが多い。食欲をそそるメインもいくつかある。夜になると、DJが登場して、場を最高に盛り上げる。
住所:Bolshaya Nikitskaya Street, 62/3
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Prosecco Barはイタリア人シェフ、ルイージ・ラサーラが生んだエネルギッシュな店で、モスクワでもっとも、ヴェニスの「バカーロ(ヴェニス風居酒屋」に近いところである。インテリアは簡素で禁欲的で、ワインの邪魔も飲み会の邪魔にもならない。メニューのほぼ半分は、なんと、プロセッコである。もしスパークリングワインがお好みでないなら、赤や白のワインのセレクションも多く、バイオダイナミックタイプもある。バーからはスピリッツやスプリッツァーも注文できる。食事は、ワインにぴったりのおつまみ(ブルスケッタ、サラダ、タルタル、生ハムとチーズ)があり、もちろん、スープ、パスタ、リゾットなどのお腹が膨れるメニューもある。平均的な値段は12-15ドル(およそ1,300–1,650円)なので、手頃にロシアの首都で伝統的なアペリティーボ文化を楽しむことが出来る。
住所:Sretenka Street, 7
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