パトリアルシエ池エリア(地元の人は省略して“パトリキ”と呼ぶ)は、モスクワ市民にとっても観光客にとっても、メインのモスクワグルメセンターだ。小さなコーヒーカウンターや秘密のパブから、高級レストランや流行りのバーまで、緑のオアシス、パトリアルシエ湖の周りには、欲しいものが何でも手に入る。最も興味深い場所は、マラヤ・ブロンナヤ通りとその脇道だ。これら全ては地下鉄マヤコフスカヤ駅から徒歩10分の場所に位置している。
優雅な朝食やペイストリーを楽しむならば、ラデュレ・カフェ(Malaya Bronnaya, 27/14) 、ブレックファーストクラブ (Maly Kozikhinsky lane, 10)がおすすめだ。
ブラータやストラッチャテッラ等のチーズとフルーティーなサラダを、マルガリータ・ビストロ (Malaya Bronnaya, 28)、 レミー・キッチン・ベーカリー (Malaya Bronnaya, 2)で試しみよう.
夕食まで楽しみたいなら、フレブ・イ・ビノ(Bolshoi Patriarshy lane, 12 bld. 1) 、Probka & Shtopor ワインコーナー(Bolshoi Patriarshy lane, 8 bld. 1)だ。
新しいヨーロッパ料理が楽しめるウィリアムズ(Malaya Bronnaya, 20A)と、豪華なソビエト料理のマリ・ヴァンナ(Spiridonyevsky lane, 10a)抜きでは、“パトリキ”を語れないことをお忘れなく!
この道は、地下鉄セルプホフスカヤ駅とノボクズネツカヤ駅に挟まれており、モスクワ市内で最も古い通りの一つだ。64番1の獅子の家(House with Lions)から25番1のラジオの家(House of Radio)まで、このエリアの建物は全て歴史があり、60以上のカフェやバーが立ち並んでいる。美味しくて、しかもあまり高くないので、地元の人々はこの道を“貧乏人のためのパトリキ”と呼んでいる。しかしながら、どのお店に入ってもあなたは後悔しないだろう。
美味しい朝ごはんとコーヒーなら、ポール(house 20)、デリュシ・ドゥショイ (54, bld. 1)、フレブ・ナスシニ(6/1, bld. 1)へ。
ジョージア料理を試してみたいならば、ジョン・ジョリ(29)、イート・ダンプリング・ドリンク・ワイン(6 bld. 1)へ。
お酒を飲みたいならば、プロセッコバー(24)、プロスティエ・ヴェシチ(29)又は、秘密のミツヴァ・バー(3/4 bld. 1)へ。
夜通し踊りたいならば、バガ・バー(25 bld. 1)、又はバーBQ (25)へ行こう。.
美味しいランチが食べたい?それならば、ミャスニツカヤ通りまで足をのばそう。リーズナブルな価格で美味しい食事が楽しめる。驚くなかれ、多くのカフェが学生でいっぱいだ。近くにいくつかの大学があるのだ。探検は、地下鉄ツルゲーネフスカヤ駅からはじめて、ルビャンカ駅へ向かって下っていってみよう。
手作りの西欧料理を楽しみたいのならば、マーケットプレイスカフェ(house 13)、カラヴァエフ兄弟食堂(18)へ。
食事をサクっと済ませたいならば、ソーセージカウンターSOS(11)、ヴァイ・メ(11)、そしてブラック・スター・バーガー(18)へ行こう。
もしあなたが、毎日が金曜日だと信じているのならば、伝統的なアイリッシュパブ、モリーズ(13)、ライオンズヘッド(15)へ行こう!
もし、ミャスニツカヤ通りがあなたにとってうるさすぎるのならば、マロセイカ通り(地下鉄キタイ・ゴーラド駅北出口近く)を降りて、居心地の良いカフェを楽しもう。有名なファストフード店の隣には、世界中のレストランや沢山のハンバーガーチェーンが集まっている。
あなたが古典的で大きなハンバーガーが好きならば、BB&バーガーズ(house 4/2, bld. 1)と、バーガー・ヒーローズ(同)はお忘れなく。
また驚くことに、ベジタリアンの店舗兼カフェで、絶品インド料理やその他の野菜料理を提供する、ジャガナット(4)が、前述2つの肉好きのためのレストランの間にある。
人気のバルダク・カフェ(6/8, bld. 1)では伝統的なトルコ料理と地中海料理のメインコースが楽しめる。
まだどこで食べるか決めきれないって?それならば、新しいフードコート、セントラル・マーケット(Rojdestvensky Boulevard, 1)へ。沢山の美味しいレストランと食事が集まっている!
活気に満ちて人で溢れているポクロフカ通りは、実は、マロセイカ通りの延長線上に位置している。よって、気付かないうちにポクロフカ通りに入ってしまうことになるだろう!ポクロフカ通りは、素晴らしいモスクワの建築と、素晴らしいカフェが同時に楽しめる。
ダイエットをしていることを忘れて、ブルカ・カフェ(house 19)、コーヒーマニア(18/18)でデザートをドカ食いしよう!
お昼は、ケチャップ・カフェ(10, bld. 2)、スクロッチャレラ・ピッツェリア(1/13/6, bld. 2)へ行こう。
まったりリラックスしたいならば、ウクバー(17)、アイ・ライク・ワイン(16)、ビア・アンド・ブリュット(26/1, bld. 2)、そしてピルスナー・パブ(16/15)がある。
地下鉄オホートヌイ・リャート駅からのびるこの短い歩行者専用通路は、モスクワで最も明るい通りの一つだ。一年中、豪華な照明で装飾されている。沢山の観光客、地元の人々、ストリートミュージシャン、そして、カフェで溢れている。もしあなたが”モスクワの街は眠らない”というワードを聞いたことがあるならば、この道はまさにそれを体現している!
この街で最高のアイスカプチーノと、マルガリータは、アカデミアカフェ(house 2, bld. 1)で楽しむことが出来る。
コーヒー、デザート、そして居心地の良い雰囲気が、アップサイド・ダウン・ケーキカフェ(5/7)で待っている。
そしてイタリア料理で好きなものは全て、レストラン・グスト(5)で食べることが出来る。
ここで、食べる場所を決めるのは難しい。何故なら、ここには沢山の素晴らしいカフェがあるからだ!地下鉄チェアトラーリナヤ駅から歩き始めてみよう。ボリシャヤ・ドミトロフカ通りには、流行りの優雅なレストランが立ち並び、観劇帰りの人々や、旅行客、学生でいつも賑わっている。
伝統的なソビエト料理(そう、全ての水餃子や、カツレツ、そして重たいデザートまで!)はヴァレニチナヤ(5/6 bld. 5)で食べることが出来る。
モダン・ロシア料理は、モスクワの流行に敏感なレストラン、チェフニクム (7/5 bld. 2)、又はモロコ (7/5, bld 5)で食べることが出来る
牧草育ちの肉のステーキを、ミートレストランであるヴォロネジ(12/1)、ジャロヴニャ(11)で堪能しよう。そして、ヘルシーな料理でブレイクするには、ゴロド・サドカフェ(16)がおすすめだ。
この歩行者専用通路は、ロシアの首都の最も古い道の一つで、2世紀も前から、モスクワのガストロノミーの中心と考えられてきた。ということで、観光やお土産目的だけでなく、高級なレストランのためにも、ここを訪れる価値がある。
古典的なアメリカ料理が食べたい?それならば、ハード・ロック・カフェ(house44)か、カリフォルニア・ダイナー(23/1)でハンバーガーとシェイクを楽しもう。
もし、典型的なロシア料理を食べたいならば、バララエチナヤ・バー(23)、レストラン・ラコヴァルニャ(13)へ訪れよう。
ビールならば、クラフト・アンド・ドラフト(6/2)、ポストマスター・パブ(47/23)で選ぼう!
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