最高に美味しいのはもちろん、採れたての新鮮なキノコを使ったものだけれど、お店で売っているマッシュルームでも十分。この料理にはいくつかコツがある。スライスしたジャガイモは料理する前に冷水でざっと洗い、デンプンを落としておく――こうしておくとくっつかない。大量に炒めないほうがいい、フライパンには蓋をしないこと、しょっちゅうかき混ぜないこと。キノコとみじん切りにした玉ねぎは別々に炒め、最後にひとつにすること。レシピはこちら。
これは、すりおろしたジャガイモ、玉ねぎ、卵、小麦粉で作るお焼きだ。昔から、サワークリームを添えて熱々で出される。昔ながらの材料では、ひき肉やズッキーニが加えられることもある――これもおいしい!レシピはこちら。
スラヴ料理の伝統的な一品で、イタリアのラビオリに似ている。ワレニキは、炒めた玉ねぎ、サワークリーム、刻んだハーブ、またはバターを添えて出される。極めて簡単なこの料理の大事なコツは――茹でても破れず、冷凍してもひび割れない弾力性のある生地にある。レシピはこちら。
シャーニギとは――ジャガイモ入りのウラルのピロシキだ。シャーニギの中身に使われるのは、ジャガイモ、卵、バターが多い。こんな大きな揚げパンが、幼稚園で子どもたちにも出されている。レシピはこちら。
スライスしたジャガイモ、角切りにした肉と野菜(人参、ナス、キノコ、トマト、インゲン豆かエンドウ豆)を陶器の壺に入れてオーブンで焼くと――大満足の一品ができる。レシピはこちら。
ロシアのファーストフードで人気のひとつが――すりおろしたチーズとバターが中に入ったすごく大きなジャガイモのグリルだ。真ん中を切ったジャガイモの中には、カニサラダやキノコのマリネから塩漬けの魚まで実にさまざまな具を入れることができる。この料理は、自宅でもオーブンや暖炉で手早くできるのがいい。
ジャガイモ料理の定番中の定番、学食やあらゆる宴席での主要なつけ合わせだ。ロシアのピューレは、灰色にならないようにバターを少しと温めた牛乳を加え、マッシャーでつぶす(ミキサーはめったに使わない)。
この料理は、ロシアでは幼稚園の頃から食べられている。サペカンカは、輪切りにしたジャガイモからでも、ピューレからでも作ることができる。広く普及している作り方は――ピューレとピューレの層の間にひき肉とみじん切りにした玉ねぎを挟み、オーブンで焼くというものだ。サワークリームを添えて出す。ザペカンカのレシピはこちら。
ロシア料理には、塩味のある具や甘い具の詰まったピロシキが数多くあるが、おそらく、一番人気なのは――ジャガイモのピューレと玉ねぎ入りのもの。具には炒めたキノコが加わることもある。
アメリカやドイツ料理でポテトサラダといえば――ごく普通のものだ。ロシア料理では、あまり普及していないが、やはりある。ソヴィエト時代の『美味しくて健康的な料理の本』では、ポテトサラダの作り方がこんなふうに紹介されている:角切りにして茹でたジャガイモを、植物油と酢少々を混ぜたドレッシングで和え、ディル、パセリ、ネギを散らし、塩コショウで味を調える。このサラダは、肉にも魚にも合うし、これだけで一品にしてもいい。レシピはこちら。
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