ズッキーニ料理は特別な機会に作るものではないが、ズッキーニには利点がある。まず、あなたがもしズッキーニを栽培していないとしても、非常に安く買えること。次にズッキーニはヘルシーで、ビタミンCが豊富で、柔らかくて、簡単に噛め、赤ちゃんにもお年寄りにも食べてもらえる。そして最後に、ズッキーニは他の材料の味を吸収する。イマジネーションを働かせて、ご紹介するレシピでおいしいズッキーニ料理を作ってみられてはいかが?
1.ズッキーニとブルィンザのザペカンカ(キャセロール)
クリームソースがけのズッキーニは、野菜には興味がないという人でも好きになること間違いない。もしブルィンザがないという場合は、フェタチーズのような加塩ソフトチーズで代用できる。
材料:
- 小さめのズッキーニ 3つ
- バター 50g
- 小麦粉 大さじ2
- 牛乳 コップ1杯
- 卵 2個
- 塩・挽いた黒コショウ 少々
- パセリ 1束
- バジル 1束
- ブルィンザ 200g(あるいは加塩ソフトチーズ)
- ハードチーズ 100g
- ひまわり油
作り方:
ズッキーニは洗って、皮をむく。薄い輪切りにし、3~5分茹でる。ズッキーニを冷ましている間にソースを作る。バターと小麦粉を炒める。牛乳と卵を泡だて、小麦粉を炒めたフライパンに加えたら、小麦粉が完全に溶けるまで混ぜる。塩コショウし、火から下ろす。
天板にひまわり油をひき、ズッキーニを並べる。重ねるようにしていくとよい。刻んだパセリとバジル、すりつぶしたブルィンザを、重ねたズッキーニの上に置く。ソースをかけ、おろしたチーズをかける。
200℃に熱したオーブンで20~25分焼く。
2.ズッキーニとジンジャーのスープピュレー
ロシア人はスープが大好きである。このスープは短時間で作ることができるので、特に料理に時間をかけたくない夏にぴったりだ。シンプルなスープだが、しょうがを少し加えれば、新鮮な風味が得られる。
材料:
- 水 2㍑
- ズッキーニ 3~4個
- じゃがいも(中) 3~4個
- タマネギ(小) 1個
- パセリ 30g
- 生クリーム(脂肪分22%) 100ml
- しょうが 20g
- にんにく 2かけ
- 塩 適宜
- 植物油
作り方:
鍋に植物油を熱し、玉ねぎとにんにくを加えて、柔らかくなるまで炒める。大きめに切ったズッキーニとじゃがいもとパセリを入れ、水と塩を加えて30~40分煮る。おろしたしょうがを加え、ブレンダーにかける。しょうがの繊維が残らないよう濾し器にかける。スープを沸騰手前まで温め、クリームを加え、混ぜ続ける。
スープを注ぎ、クリームチーズ、クルトン、パンプキンシード、スクアッシュのチップスなどを加えて、出来上がり。
3.ズッキーニケーキ
テーブルを美しく飾ってくれる一品。どこにでもある材料ででき、レシピもシンプルなので、毎日でも作れる。
材料:
- ズッキーニ(大) 1個
- 塩 小さじ1
- 小麦粉 大さじ3
- セモリナ粉 大さじ3
- 卵 2個
- ひまわり油
- 玉ねぎ 1個
- ニンジン 1本
- にんにく 2かけ
- ハーブ 1束
- ナチュラルヨーグルト 200g
作り方:
ズッキーニは洗って、皮をむき、おろす。塩を加え、10~15分置く。水気を切り、小麦粉、セモリナ粉、卵を加える。これでパンケーキの生地5~6枚分になる。天板にひまわり油をひいて焼いていく。
玉ねぎとニンジンは皮をむき、小さく切る。少量の油で炒め、潰したにんにくと刻んだハーブを加える。
パンケーキを層にし、ヨーグルトをかけたら、ニンジンと玉ねぎの上に広げる。
4.ズッキーニのカリカリスティック
このレシピはソフトチーズとビールと同じくらいおいしい。味はスパイスによって変えられるので、お好みのものを使う。
材料:
- ズッキーニ 1個
- オリーブオイル 大さじ3
- 塩 小さじ1
- ガーリックパウダー 小さじ1
- パプリカ 小さじ1/2
- パン粉 大さじ3
作り方:
ズッキーニは皮をむいて、幅1cmの細長いスティック状に切る。オリーブオイルに塩とスパイスを混ぜ、そこにズッキーニを20~30分漬ける。
ズッキーニにパン粉をまぶし、ベーキングシートを敷いた天板に並べる。200℃に熱したオーブンで、スクアッシュが黄金色に色づくまで15~20分焼く。