ご馳走はツァーリのように:新年の豪華なイクラ料理5品

Legion Media
 大晦日は、ご馳走用に誰が一番おいしいイクラを買うか、ロシア人が競い合う時だ。想像してください。12月の暮れ、友人の一人がサハリン産の最上級のイクラを勧めてくれる。ただ、まとまった量でしか売ってくれない。結局1キログラムのイクラをもらったは良いが、どうしたものか、どう調理すれば良いかさっぱり分からない、なんてことに。ロシア・ビヨンドにお任せを。これから挙げるレシピをご覧ください。

 イクラ料理の定番は、白パンにバターを塗り、イクラを載せて小さなオープンサンドを作るというものだ。イノンドで飾り付けることもある。イノンドはロシア料理で大変よく用いられるハーブだ。今回はロシア・ビヨンドが、この他に誰でも簡単に真似できるオリジナル・レシピをいくつかご提案しよう。

 

1. ゆで卵のイクラとチーズ載せ

材料:

  • 鶏卵 5つ
  • ハードチーズ 50~70 g
  • イクラ 70~80 g
  • マヨネーズ
  • 味付けのための塩
  • 葉野菜

 ゆで卵の皮をむいて半分に切り、黄身を取り出す。チーズをすりおろし、マヨネーズとともに黄身に加える。こうしてできるかたまりは型崩れしてはいけないので、マヨネーズは入れすぎないように。かき混ぜて塩を少し加える。先ほど半分に切った卵の白身にこのかたまりを詰める。一度に詰めすぎないように。最後にイクラを載せる。

 ウズラの卵でもできるが、調理にもう少し時間がかかる。

 

2. クラッカーもしくはチップスのイクラ載せ

 クリームチーズをクラッカーの上に絞り出し、イクラを載せる。ハーブで彩りを添えても良いですし、チップスを使っても構わない。ちょっとした秘訣は、チップスがふやけてしまわないよう、素早く食べること。同じようにして、キュウリにイクラを載せてもオーケーだ。

 

3. パンケーキのイクラ載せ 

 この料理を作るには、まずパンケーキを焼くか、あるいは薄いオムレツを作らなければいけない。パンケーキそれぞれにクリームチーズを塗って、丸める。丸めたパンケーキをいくつかのピースに切り分け、皿に垂直に立てる。イクラを載せて完成。

 ドラニキ(小さなジャガイモのパンケーキ)を焼き、クリームチーズを少し塗ってイクラを載せても良いだ。

 

4. サーモンとイクラのロール

 塩味のサーモンかスモークサーモンを細長くスライスする。あらかじめスライスされたものを買っても良いだろう。小さじ一杯のバターを載せ、ロール状にひねり、平皿に垂直に立てて並べる。より洗練された一品にするには、ロールを玉ねぎで結んでください。イクラを載せたら出来上がり。

 

5. ツァールスキー・サラダ

材料:

  • イカ 300 g
  • チーズ 200 g
  • ゆでたジャガイモ 6つ
  • 卵 6つ
  • イクラ 160 g 
  • 味付けのためのマヨネーズ、塩

 

調理法: 

 まずイカを洗い、5分を上限として白くなるまでゆでる。イカを細長く切り、玉子とジャガイモをスライスする。チーズは中サイズのおろしを使って削ると良いだろう。具材は次の順序で皿に積み上げていかないといけない:イカ、ジャガイモ、玉子、チーズ。積み上げた層をマヨネーズと塩で覆う。一番上にイクラを載せて飾り付ける。

 料理の前に、イクラ選びの7つのご提案も忘れずお読みください。

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