ロシア産ウォトカ「ルースキー・スタンダード」、日本で販売へ

Artyom Geodakyan/TASS
 ロシアの大手ウォトカ製造会社が新たな市場に進出する。「Roust」社は日本で「ルースキー・スタンダード」の販売を開始し、国内上位5位入りを目指す。また、もう1つの大手「Beluga Group」も日本へのウォトカ供給に向けて準備を進めている。

 ロシアの新聞「コメルサント」は、「Roust」ホールディングの広報からの情報を引用し、「ルースキー・スタンダード」向けに輸出することで合意したと報じた。契約は、ポーランドのウォトカ「ズブロッカ」も輸入している「Lead-Off Japan」社との間で締結された。

 「Roust」社の競合企業もまた日本市場への進出を計画している。「Beluga Group」は2021年にも、ウォトカ「ベルーガ」の日本向けの供給を開始する計画で、税関の最終確認を待っているところだという。

 「Beluga Group」の代表は、「コメルサント」からの取材に対し、「一般的な販売ルートはバーやレストランだが、パンデミックで様々なことが変化しているため、ほとんどはオンラインショップなどeコマースで販売されることになる」と話している。また、「ベルーガ」の供給を開始した後は、同社のもう1つの銘柄である「ベレンカヤ」の販売にも力を入れる計画であることを明らかにしている。

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