世界屈指のたばこ会社である日本の「JT(日本たばこ産業)」が、ロシアのたばこ会社「ドンスコイ・タバック」を買収したとプレスリリースで発表した。
「ドンスコイ・タバック」社を獲得することによって、JTはロシア国内で製造する紙巻きたばこによって銘柄の種類を増やすことができ、紙巻きたばこの普及網を拡大し、ロシア市場におけるJTグループの立場を強化できる。JTはロシアのたばこ市場でのシェア33.2%とトップを占め、フィリップモリス、ブリティッシュ・アメリカン・タバコがこれに次いでいる。「ドンスコイ・タバック」は、ロシアのたばこ市場で第4位を占め、「ドンスコイ・タバック」や「Kiss」 、「Play」といった銘柄のたばこを生産している。
にもかかわらず、プレスリリースでは、「この取引は、2018年度の総決算でJTグループの営業実績に本質的な影響を与えることはない」と指摘されている。
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