「現在我々はロシア鉄道と協議中。これ(大陸とサハリンを結ぶ計画の作成)を実現する決定がなされれば、2018年中にできるだろう」。ルシニコフ次官はこう述べた。
これに先立ち、マクシム・ソコロフ運輸相は次のように述べていた。株式会社「ロシア鉄道」は2018年に大陸をサハリンと結ぶ計画の作成に入る。その資金約10億ルーブル(約19億円)は、同社の今年の投資プログラムに支出されている。
このほか、ソコロフ運輸相によれば、サハリンと日本を結ぶプロジェクトについては、露日両国の「さまざまなレベルで話し合われている」おり、今年初めに日本の当該の省の大臣と会談する予定だ。
大陸とサハリンを結ぶ計画の復活については、プーチン大統領が、昨年6月に行われた毎年恒例の「国民との直接対話」で伝えていた。このプロジェクトは橋かトンネルかの二つの選択肢があり、ロシアの交通発展の国家戦略に組み込まれている。