ロシア本土とサハリンを結ぶ橋:今年中に建設計画策定

ユーリイ・スミチュック/TASS
 ロシア本土とサハリンを結ぶ橋について、その基本的指標を含む建設計画を2018年中に策定する。ウィーンで開催された国際鉄道ビジネスフォーラム「1520戦略的パートナーシップ」で、ロシア連邦運輸省アラン・ルシニコフ次官がタス通信に伝えた。

 「現在我々はロシア鉄道と協議中。これ(大陸とサハリンを結ぶ計画の作成)を実現する決定がなされれば、2018年中にできるだろう」。ルシニコフ次官はこう述べた。

 これに先立ち、マクシム・ソコロフ運輸相は次のように述べていた。株式会社「ロシア鉄道」は2018年に大陸をサハリンと結ぶ計画の作成に入る。その資金約10億ルーブル(約19億円)は、同社の今年の投資プログラムに支出されている。

 このほか、ソコロフ運輸相によれば、サハリンと日本を結ぶプロジェクトについては、露日両国の「さまざまなレベルで話し合われている」おり、今年初めに日本の当該の省の大臣と会談する予定だ。

 大陸とサハリンを結ぶ計画の復活については、プーチン大統領が、昨年6月に行われた毎年恒例の「国民との直接対話」で伝えていた。このプロジェクトは橋かトンネルかの二つの選択肢があり、ロシアの交通発展の国家戦略に組み込まれている。

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