極東に3兆円規模の民間投資も

ルースキー島連絡橋、ウラジオストク。=

ルースキー島連絡橋、ウラジオストク。=

ユーリイ・スミチュク撮影/タス通信
 「東方経済フォーラム(EEF)」(ウラジオストク、9月2~3日)では、111件のプロジェクトが紹介され、さらにロシア極東の企業の証券取引所がオープンする。

 民間投資家はEEFで111件、総額300億ドル(約3兆1500億円)のプロジェクトを紹介する。「現時点でも、ロシア極東に170億ドル(約1兆7850億円)を民間投資家から募ることができており、うち10%は外国の投資家」と、連邦極東発展省投資課のアレクサンドル・クルチコフ課長が26日、記者団に話した。

 

証券取引所「ヴォスホト」も新たに開設

 EEFではまた、極東企業の株式を扱う新しい証券取引所「ヴォスホト」が開業する。「極東の有望なプロジェクトに簡単に投資できるよう、この取引所の開設を決めた。ここでは極東の企業の株式や債券を購入することができる」とクルチコフ課長はロシアNOWに話した。

 ここ一年で、「先行発展領域(TOR)」(投資家向けに納税および融資の条件が簡易化されている)は60~70%埋まったという。現在、極東だけでも13ヶ所のTORがオープンしており、中国企業10社、日本企業3社、またシンガポール、オーストラリア、カザフスタンの企業が活動している。

 

既に米、日、中、韓、豪、シンガポールなどが申し込み

 EEF主催者はすでに、2500の参加者からの申し込みを受けつけている。その中には中国、日本、韓国、インド、ベトナム、オーストラリア、アメリカ、シンガポールなどの経済関係者がいる。EEF参加者は、投資家向けの可能性、投資家を支援するメカニズムおよびツール、インフラおよびエネルギーのプロジェクトについて、ロシアの役人と話し合う。EEFの一環として、中国、韓国、日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の投資家との4対話も企画されている。

 「フォーラムを通じて極東のビジネス文化を新たなレベルに高めたい。ウラジオストクのホテルの質、タクシーのサービスを監視している」と、EEF運営責任者のイーゴリ・パヴロフ氏は記者団に話した。フォーラムの参加者のために、ホテルで5000人分の部屋を用意しているという。

 

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