日本・ロシアフォーラム農業会議

Lori/Legion Media 撮影

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日本とロシアの間には、農業という新たな協力分野が生まれている。モスクワで行われた第2回日本・ロシアフォーラム(9月8~10日)で、農業が会議の議題の一つとなった。ロシアでの共同食糧生産は、両国の経済的統合や、ロシア中央部への日本企業の進出につながるかもしれない。

 イリヤ・シェスタコフ・ロシア連邦農業省次官はこう述べた。「農業省が日本と共同で行った作業はすでに実を結んでいる。農業分野での協力とは、極東への投資活動、栽培プロジェクトおよび農産物加工への日本の参加。日本の企業が漁業分野のプロジェクトに参加することにも関心を持っている」

 栽培に大量の水資源を要する作物が、ロシアから日本に輸出されることになるかもしれない。アジア太平洋(AP)地域では淡水の不足が見られ、将来的にはそれが深刻化する一方であるため、需要は近い将来大きく伸びると、専門家は考える。

 日本は穀類と大豆の輸入にも関心を持っている。シベリアと極東ではその生産が増えていると、「統一穀物会社」プロジェクト部のミハイル・メゼンツェフ部長は話す。

 ロシアが大きな関心を抱いているのは、日本製の機械、とくに省エネ型機械の輸入である。例えば日本では、ハイテク温室の建設技術が進歩している。プロジェクトの一つは融雪フィルムの利用。この材料を使うことで、温室の電力はロシアの類似品と比較して30~40%低減できる。他には、農業生産廃棄物をエネルギー源とするハイブリッド型発電・ガス機や、漁業廃棄物の加工といったプロジェクトがある。日本の会社はこれ以外に、ロシアの農業企業の管理およびコンサルティングに参加することもできる。

 

元記事(露語)