ソチ8日目「休日」

イーゴリ・ザレンボ撮影/ロシア通信

イーゴリ・ザレンボ撮影/ロシア通信

休日はシフトと同様、ソチ五輪のボランティアの日常に欠かせない。

恐怖の夜シフト→朝シフト 

 責任者に電話をかけて、こんな風に言ってる知り合いもいた。「こんなに休日はいりません。別に休みに来たわけでもないし」。だけどソチ五輪の日程が進むにつれ、やっぱり休日が必要なんだとわかる。それどころかツライ早起きをしなくていい日まで、または夜中の3時前にホテルに戻れる日まで、あと何日なんてこっそり数えている。

 五輪開催中、1人平均4日の休日をもらえる。その担当によって、日数が多くなったり、少なくなったりする。あとボランティア全員が、2シフトまたは3シフトで活動している。活動場所までの移動時間が短くないから(ボランティアのいる場所から活動場所までは平均2時間ぐらいかかる)、夜シフトの後で朝シフトに切り替わる時が一番大変。だから指折り数える休日は、とても助かる。

 

見たい競技のチケットを手に入れる方法

 休日の楽しみ方はいろいろあって、皆が自分に合ったものを選ぶ。一番人気なのはたっぷり寝ること。それですっきりしたら、ソチやクラスナヤ・ポリャナのあちこちを散歩する。あと、あるボランティア村にはウォーター・パークがあるから、多くの人がそこに行く。

 競技を見ようとする人もたくさんいる。ほとんどの種目の安いチケットは売り切れているから、他の方法で探す。うちの食堂の壁には、「女子スキージャンプのチケットがすごく、すごく、すごく必要です」、「アイスホッケーのチケット2枚大急ぎで買います」、「ビョルンダーレンを見るという私の夢をかなえてください、バイアスロンのチケット売ってください」など、たくさんのはり紙がある。ボランティアのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のグループにも人がたくさんいる。

 

グルメ観光も 

 チケット探しをわずらわしがる人もいるけど、やっぱりいい雰囲気で競技を見たいと思うものだ。人気の高い観戦方法は、山岳部のローザ・フトル地区の中央広場にある大画面を見に行くこと。会場ではないけど、とても活気がある。大好きなバイアスロンの選手が失敗して広場全体が悲鳴を発したり、メダルの授与式で大きな拍手を送ったり。

 変わった休日の楽しみ方もある。例えば私のルームメイトは、グルメ観光が好き。アドレルの中央市場に言って、黒海のスイーツや地元の食べ物を袋一杯買って、戻ってくる。