欧亜の最強気球パイロットが集結

=アレクサンドル・ブロテゥニツキー / PhotoXPress通信撮影

=アレクサンドル・ブロテゥニツキー / PhotoXPress通信撮影

第12回国際上空遊泳フェスティバル「空の見本市」が、ペルミ地方クングル市で開幕した。今回は街の350周年にあたる。このフェスティバルは以前、「ウラルの空の見本市」と呼ばれていたが、現在は名称が短くなり、国際色豊かになった。

 クングル市のロマン・コクシャロフ市長はフェスティバルに先立って、記者団にこう話していた。「ロシア初の国際評価大会が今年、当市で行われる。ロシア人を含む世界中のパイロットが訪れる。以前はこのような大会がウクライナのフェオドシヤ市でしか行われていなかった。フェスティバルの開幕日である29日、軽航空機の一斉飛行と夜間飛行が計画されている。今年はロシア、フランス、ドイツ、ラトビア、日本、ハンガリーというヨーロッパとアジアからの参加者と、熱気球34機がお目見えする」。

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輸送、観光でも有望

 1週間続くこのフェスティバルは、さまざまな文化・スポーツ行事を一つにしている。第35回超軽量動力機ロシア選手権大会、第6回上空遊泳沿ヴォルガ連邦管区選手権大会、第10回気球師地域公開競技会も、このフェスティバルの一環として行われる。最終日の7月6日は、街の350周年の祝賀ムードがピークになる。

 今年のフェスティバルには、ヨーロッパとアジアの境界を一斉に越えるという特別なイベントもある。「ヨーロッパとアジアの境界線を一斉飛行で越えることを計画している。境界線の石碑があるペルヴォウラリスク市で、7月5日に実施する。全員でこの街に出発し、象徴的な一斉飛行を行って、ヨーロッパとアジアの協力の橋をかけたい」と、フェスティバルの総監督であるアンドレイ・ヴェルチプラホフ氏が述べた。このイベントはギネスブックにのる見込みだという。

 ペルミ地方とクングル市の予算、スポンサー料でまかなわれるフェスティバルの運営費用は、約8000万ルーブル(約2億4000万円)になる。コクシャロフ市長によると、街のホテルはフェスティバルの参加者や観客が予約していて、空きがない状態だという。ほとんどの部屋が3月から予約されていた。市は320個のテントをはれるキャンプ地を臨時に用意した。

*ビデオ提供:クングル市政府

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