「今はスピード学習の時代です。オンラインの授業やマスタークラス、YouTube、TikTokを使ったインスタント教育がもてはやされ、そこで学んで種々の専門分野でプロの世界に入る人も多い中で、ダンサーとしてキャリアを積むことは信じられないほど困難で、奥深く、面白く、しかも神秘的なことです」と写真家ワジム・ステインは語る。
ワジムは、劇場とは運よく入り込める場所ではないと考えている。だからこそ彼は、バレエに人生をかけている人々にスポットを当てたいと思ったのだそうだ。
*ワジム・ステインの「アーティスト」展は4月7日から29日まで文化センターZILで開かれる。