日本の人々に「ハチとパルマの物語」をぜひ観てほしい、その理由

Aleksandr Domogarov Jr/Mars Media, AMEDIA Production, Russia 1, OKKO Studios
 5月28日、日露合作映画「ハチとパルマの物語」が日本で公開される。空港で2年間、飼い主を待ち続けた犬のパルマを描いたもので、日本と多くの共通点を持っている。

ソ連版ハチ公

 映画のストーリーは、「ヴヌコヴォ」空港で飼い主を待ち続けた「ソ連版ハチ公」の実話を基に作られている。1974年、犬とともに飛行機に乗ろうとした飼い主だったが、空港で犬に必要な検査を受けていないことが分かり、パルマは乗機を拒否される。飼い主は仕方なく、滑走路にパルマを放し、一人飛行機に乗り、飛び去ってしまう。そしてそれから2年間、パルマは空港に住み着き、毎日、滑走路を見上げ、飼い主が乗り込み飛び去った飛行機IL–18が発着するのを見守っていた。

実在したパルマが子犬と一緒に、1976年

 パイロットのヴャチェスラフ・ワレンテイはパルマに気が付き、最初は職員の犬だろうと考えた。そこで職員たちに犬のことを尋ねて回るが、それから次第に犬と仲良くなる。まもなくワレンテイは、新聞「コムソモーリスカヤ・プラウダ」の編集局に行き、この忠犬パルマの話をした。1970年代、新聞の発行部数は900万部で、「2年待ち続ける犬」の記事は大きな反響を呼んだ。そして編集局には読者から20箱分もの手紙が届いた。それまで誰にも必要とされなかった犬がたちまち有名になったのである。

 

日本版用に追加されたシーン

 日本での公開用には、秋田県で追加シーンが撮影された。映画の主要なシーンは1974年から1976年にかけてのソ連を舞台にしているが、日本版では現代の日本でのシーンが付け加えられている。

 

ザギトワとマサル

 映画にはフィギュアスケートのアリーナ・ザギトワ選手が短いながらも、本人役で、愛犬のマサルとともに出演している。ザギトワ選手は映画のプレゼンテーションのため大館市(秋田)を訪れ、日本語で挨拶をした。

 

音楽は日本人作曲家が手がけている

 主題歌「愛の待ちぼうけ」を作詞作曲したのは堂珍嘉邦。曲は日本語版でもロシア語版でも使われている。

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