「ロスコスモス 」、国際宇宙ステーションで映画撮影

Channel One Russia
 主役のオーディションはすでに始まっており、かなり特殊な条件を満たした参加者たちが集まっている。

 「ロスコスモス 」は、テレビ局「第1チャンネル」、ロシアの映画スタジオ「Yellow, Black and White」と共同で、国際宇宙ステーションで芸術映画の撮影を行う。「ロスコスモス」広報の発表としてRBC伝えるところによれば、主演女優のオーディションはすでに始まっているという。

 映画のタイトルは「挑戦」(仮題)。撮影は202110月に予定されている。 監督は「サリュート7」(2017年)と最大の興行収入を記録したコメディ映画「Serf」を製作したクリム・シペンコ。

クリム・シペンコ

 シナリオはまだ執筆中とのことだが、キャストと撮影クルーが、ロシアの宇宙船「ソユーズMS」で国際宇宙ステーションに向かうことが決まっている。

 第1チャンネルのコンスタンチン・エルンスト社長は、映画のストーリーについて、「これはサイエンス・ファンタジーではなく、近い将来起こりうる現実的な物語です。宇宙研究となんの関わりもなかった一人の人物が、いくつもの事情と自身の義務によって、それを知った1ヶ月後に軌道上にいることになるという話だということしか今はお話しできません」と打ち明けている。 

 一方、「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴジン社長は 2021年春にロシアは国際宇宙ステーションに医療用モジュールをドッキングさせることになっており、撮影がその中で行われることになるかもしれないと述べている

 「挑戦」の主役は女性となることが決まっており、オーディションはすでにスタートしている。これについて「Yellow, Black and White」のゼネラルプロデューサー、アレクセイ・トロツューク氏は、「まず地上で良い演技ができ、さらに困難な訓練を耐え抜き、宇宙へ向かい、無重力状態で、難しい撮影をこなすことができる女性を探している」とコメントしている。 

 オーディションの参加資格は25歳から45歳のロシア人で、英語の素養があることとされている。また身長は150センチ以上、180センチ以下で、体重は50キロ以上75キロ以下、バストは112センチ以下であること。加えて、演技力があり、高等教育を受け、健康で、体力が十分にある人が求められている。オーディションに参加するには、アレクサンドル・プーシキンの散文「エヴゲーニー・オネーギン」のタチアナのモノローグを録画したものを、公式サイト上でダウンロードする。 

 オーディションでは30人のファイナリストが選ばれ、健康状態、精神状態の確認および体力チェックが行われる。 候補者らは1キロのランニング、水泳、飛び込み、シャトルラン、前屈、バランス保持のテストを受けることになるのだという。

 第1チャンネルのオーディション用サイトによれば、選ばれた候補者は宇宙飛行士養成学校に入学し、3ヶ月かけて宇宙飛行の準備を行う。そして最終的に委員会が2人を選ぶ。1人は主役、そしてもう1人は控えとなる。 

 「挑戦」の撮影は、アメリカのクルーが行う初の宇宙でのブロックバスター映画の撮影を同時に行われる。クルーは202110月にクルー・ドラゴンで国際宇宙ステーション入りする。監督はジェイソン・ボーンシリーズのプロデューサー、ダグ・リーマン。主役はトム・クルーズが演じる。

 

 「挑戦」のクリム・シペンコ監督は、撮影現場でトム・クルーズをサポートしたいと話している。 

 「アメリカのクルーは25人ではなく、2人の予定です。これらが我々の物質的な助けはもちろん、撮影、精神的な援助も必要とするのです。トム・クルーズにもこうした助けが必要になることは間違いなく、我々は全面的なサポートを惜しまない」と述べた

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