ロシア映画「ブラック・アウト」、コロナウイルス終息後、日本で公開へ

 ロシアのSFスリラー映画「ブラック・アウト」が、コロナウイルスによる外出自粛の解除後大々的に上映されることになった。

 エゴール・バラノフ監督、ピョートル・フョードロフ、アレクセイ・チャドフ主演による終末もののスリラー映画は、612日に日本の100以上の映画館で公開される。この映画を制作したPremier Studios社の広報部が明らかにした

 日本での上映に関する契約を結んだのは「ブラック・アウト」の世界における上映権を管理する「ツェントラル・パートナーシップ」社と日本の配給会社「ニューセレクト」。

 近年、日本におけるロシア映画の需要は高まっており、日本の配給会社はロシアの作品に多大なる関心を寄せている。最近ではロシア映画「T−34」が人気を博し、6,000万円の興行収入をあげた。

 「ブラック・アウトは世界戦争を扱った映画だ。理由はわからないが、地球上の大部分で信号が反応しなくなり、各地との通信が途絶えた。その頃、衛星軌道にいた宇宙飛行士は東ヨーロッパにある小さな点に気付く。地球上様々な場所で、軍隊が見つけたのは凄惨な衝突の痕跡と死体の山だけだった。彼らは起こってしまったアポカリプスの原因に対処しながら、ロシア軍の軍事力を示す。

 なおこの「ブラック・アウト」はロシア国内では20191121日に公開され、この年、ロシア映画の中でもっとも大規模な興行収入を上げた。スケールの大きいこの大ヒット作は、カリフォルニア州サンノゼで開催されたシネクエストフェスティバルで最終選考まで残り、世界25か国で公開されている。

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