外国映画が原語で上映されているモスクワの映画館10選

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 ロシアではほとんどの外国映画は吹き替えで上映されている。しかしいくつかの映画館では、オリジナルの音声を残して、ロシア語の字幕をつけた形で上映されている。これは映画を観ながらあなたのロシア語を上達させてくれる(しかもロシア語を母語としない友人やパートナーが少しでも映画を楽しめる)素晴らしい機会である。

1. 5 Zvezd

 映画館‘5 Zvezd’(5つ星)はモスクワの中心部、地下鉄駅ノヴォクズネツカヤから歩いて2分の理想的な場所に位置している。館内にはホールが6つあり、上映作品のほとんどが初公開の新作であるが、ときに昨シーズンの作品が上映されることもある。夕方または週末の上映時に外国映画が原語で上映され、ロシア語の字幕が付けられている。嬉しいのは、チケットの料金がモスクワでももっとも安いことである(300ルーブル=およそ550円以下であることも多い)。チケットは‘5 Zvezd’のオフィシャルサイトで購入できる(ただし皮肉にもウェブサイトの言語はロシア語のみ)。

 住所:Bolshoi Ovchinnikovsky lane, 16 (Arcadia mall)

2. Zvezda

 映画館‘Zvezda’(星)は地下鉄駅クールスカヤのそばにあり、シアターカフェのようなデザインとなっている。普通の座席ではなく、丸いテーブルと柔らかい快適なシート、そしてもちろん大きなスクリーンが設置されている。この映画館には最大収容人数60人というこじんまりとしたホールが1つあるだけで、誰でもすぐに映画の雰囲気に入り込むことができる。チケット料金も非常に安く(すべて300ルーブル=およそ550円以下)、スケジュールはウェブサイトでチェックできる(ただしこちらもロシア語のみ)。

 住所: Zemlyanoi Vall street, 18/22 bld. 2

3. Pioneer

 最新のハリウッドのブロックバスター映画には飽きたという人は、ぜひクトゥーゾフスキー通り(地下鉄駅ストゥジェンチェスカヤまたはジェロヴォイ・ツェントル近く)にある映画館‘Pioneer’を訪れよう。世界的な映画の初公開作品だけでなく、フランス、ポーランド、イスラエルなど、さまざまな国のアートハウス系の映画やインディーズ作品も鑑賞することができる。こちらももちろんロシア語の字幕がついている。‘Pioneer’のウェブサイトは英語表記もある。チケット料金は300~600ルーブル(およそ550~1,100円)。オンラインで購入できる 。

 住所: Kutuzovsky prospect, 21, bld. 1

4. Tsentr Dokumentalnogo Kino

 映画館‘Tsentr Dokumentalnogo Kino‘(Documentary Film Center)では1日に5~6作品のみ上映されている。作品は吹き替えと字幕の両方で上映されているが、新しいドキュメンタリー映画はオリジナルの言語で、ロシア語字幕つきで上映されている。映画館は地下鉄駅パルク・クリトゥールィにあるモスクワ博物館のそばに位置しているため、博物館を訪れたついでに映画を観て、映画館の中にあるカフェでコーヒーを飲むなんてどうだろう。チケット(料金は300~500ルーブル=およそ550~880円)と上映スケジュールはウェブサイトでチェックすることができる(ロシア語のみ)。

 住所: Zubovsky boulevard, 2, bld. 7

5. Illusion

 モスクワでもっとも古い映画館の一つ。1966年に、国家映画アーカイブの作品を上映することを目的に、モスクワに7つあるスターリン高層ビルの一つにオープンした。今ももちろんその場所は変わらない。この映画館ではソ連映画、ヨーロッパのクラシック映画、そしてもちろん、最新のロシア映画やハリウッド映画がロシア語字幕つきで上映されている。一般用のホールと小さなVIPホールがあり、そのためチケットの料金は300ルーブル(およそ550円)から1,200ルーブル(およそ2,200円)とやや開きがある。上映スケジュールはオンラインでチェックできる。 

 住所: Kotelnicheskaya Naberezhnaya, 1/15

6. Oktyabr

 ‘Oktyabr’(10月)は新アルバート通り(地下鉄駅スモレンスカヤの近く)にあるシネマコンプレクスで、あらゆる新作映画を網羅しているが、いくつかの作品は吹き替えなしの原語で上映されている。現在、映画館は大規模なチェーン映画館‘Karofilm’の傘下にあるため、上映スケジュールはKarofilmのロシア語サイトでチェックできる。料金は600ルーブル前後(およそ1,100円)。

 住所: Novy Arbat, 24

7. Mir Iskusstva

 「芸術の世界」を意味する小さな映画館‘Mir Iskusstva’は地下鉄駅ノヴォスロボツカヤの近くにあり、古典作品を中心に上映している。フランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」(1946)やフェデリコ・フェリーニの「道」(1954)を覚えているだろうか。ここではそんな名作をもう一度、大スクリーンで鑑賞できる機会を与えてくれる。上映スケジュールはウェブサイト でチェックできるが(ロシア語)、チケット(300ルーブル前後=およそ550円)の購入は映画館でしかできない。

 住所: Dolgorukovskaya ulitsa, 33, bld. 3

8. Horizon

 地下鉄駅フルンゼンスカヤから徒歩10分ほどのところにある。一般的な映画のほか、アルバート通りにあるシネマコンプレクス‘Oktyabr’(6番を参照)と同様、世界中の映画を集めた映画祭を開催している。ウェブサイトで上映スケジュールをチェックして、チケット(450~600ルーブル=およそ770~1,100円)を購入することができる(ロシア語)。

 住所: Komsomolsky prospect, 21/10

9. Domzhur

 地下鉄駅アルバート近くの「ジャーナリスト会館」の中にあるシネマコンプレクス(略してDomzhur)。ここではロシアやハリウッドの主流映画のほか、なかなか上映される機会のない世界各国のアート系映画が上映されている。また映画館ではヨーロッパ映画やアジア映画の映画祭がしばしば開かれている。料金は180~360ルーブル(およそ330~660円)。オンライン(ロシア語)で購入できる。

 住所: Nikitsky boulevard, 2

10. Formula Kino Lubyanka

 ショッピングモール「ジェツキー・ミール」(子供の世界)の中にある大きな映画館だが、アニメ映画以外も上映している。映画館はチェーン‘Formula Kino’に含まれており、同チェーンの上映スケジュールとほぼ同じ内容となっている。作品のいくつかが字幕つきで、原語で上映されている。チケットはオンライン (ロシア語)で購入できる(料金はおよそ800ルーブル=およそ1,300円)。

 住所: Teatralny proezd, 5 bld 1

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