グレプ・べリャコフ監督のアニメ「Yojik」(ハリネズミ)」が、今年はフランスで開催されていたヨーロッパ最大規模のアニメ映画祭であるMIFAでディズニー賞を受賞した。ロシアのメディアが伝えた。
これを受けてロシアアニメ映画協会は「ロシアのアニメ作品“Yojik”が国際見本市MIFAの「ピッチング」でディズニー賞と5000ユーロを受賞した。これはそれぞれ長さ5分のショートアニメシリーズで、3歳から7歳を対象とした作品で、内容は魔法の森に住むハリネズミと子グマとその仲間たちについての心温まる瞑想的なお話。制作者らによれば、今後、それぞれ10のエピソードから成る4シーズン分の作品が作られる予定」とのコメントを発表している。映画ではすべてのキャラクターがハンドメイドの羊毛フェルト人形で作られ、3Dで撮影されている。
インターネットユーザーたちの間では、この作品がユーリー・ノルシテインの「霧の中のハリネズミ」に似ているとの声が上がっている。アニメ映画協会のイリーナ・マストゥソワ会長は、「Yojik」の制作者らがノルシテインと同じく、セルゲイ・コズロフのおとぎ話にインスピレーションを得たのは事実だが、ノルシテインのアニメのストーリーを真似たわけではなく、何か特別な独自のオリジナル作品を作ろうとしたと指摘している。
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