牧阿佐美バレエ団がウラジオストク公演

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ロシア・ビヨンド

 牧阿佐美バレエ団が1月15日から17日にかけて、マリインスキー劇場のプリモルスキー分館で「飛鳥ASUKA」を上演する。在ウラジオストク日本総領事館が明らかにした

 今回の上演では、プロジェクターマッピングを使った最新技術が駆使され、迫力ある演出のバレエが披露される。

 また1月19日にはガラコンサートが開かれ、「グラン・パ・ド・フィアンセ」、「ドン・キホーテよりグラン・パ・ド・ドゥ」、「コンスタンツィア」、「ヴァリアシオン・プール・カトル」、「ボレロ」などから抜粋したプログラムが用意されている。

 マリインスキー劇場のプリモルスキー分館は2016年にウラジオストクでオープンしたもので、アジア太平洋諸国からのツーリストが観客の5分の1を占めるが、レパートリーにはアジアの作曲家や振付師によるバレエ作品は含まれていない。

 プリモルスキー分館のエリダール・アリエフ芸術監督はこれについて、アジアのバレエはアジアの出演者によってのみ上演されることによるものだと説明している。