マリインスキー沿海地方劇場、ウラジオストク。
ヴィタリー・アンコフ撮影/Sputnik牧阿佐美バレエ団が、日本のバレエ団としては初めて、マリインスキー沿海地方劇場(ウラジオストク)で公演を行う。タス通信のインタビューに対し、同劇場のバレエ団を率いるエリダル・アリエフ(首席バレエマスター)が伝えたところによると、2019年1月16~20日に、日本の全幕バレエの近作「飛鳥 ASUKA」が上演されるほか、2つのガラコンサートが行われる。
「私たちは、ガラコンサートのプログラムを次のような構成にしたい。古典、現代、アール・ヌーヴォーそれぞれの様式の振付が一晩で上演され、観客が本当に興味を感じてくれるようにする。『飛鳥 ASUKA』には、民話、日本の文化、歴史の要素が融合している。牧阿佐美バレエ団は既にモスクワのボリショイ劇場、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で公演済み」。アリエフはこう指摘した。
今年2018年10月には、このオペラ・バレエ劇場が開館してから5周年を迎える。2016年1月には、マリインスキー沿海地方劇場(沿海地方の分館)となった。以来、わずかな期間に、文字通りアジア全体から観客を集めてきた。
「サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場のチケットをインターネットで購入して、そのチケットを持って、この劇場にやって来る人さえいる。もちろん、サンクトペテルブルクの劇場のチケットのほうがはるかに高額だから、そういう人もうちの劇場に入れている」。アリエフはこう付け加えた。
マリインスキー劇場付属の大きな教育センターをウラジオストクに設ける計画もある。そこでは、ロシア内外の学生が学ぶことになる。
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