ザハ・ハディド・アーキテクツはロシアのTPO・プライド・アーキテクツと共同で取り組んでいる新しいプロジェクトの概念図を発表した。
この計画は、モスクワの西側の境界あたりに新たに、「ルブリョヴォ‐アルハンゲリスコエ」スマート・シティを建設するというもの。ここには約6万6千人の住民が住み、学校、病院、交通機関、ショッピング地区も作られることになっている。また、80万平米のオフィス・スペースもビジネス用に準備される。
ザハ・ハディド・アーキテクツのプロジェクト・ディレクター、クリストス・パサース氏によれば、このスマート・シティは「人が中心のデザイン」となる。
パサース氏は、デザインブーム誌に対し、「この地域の開放的な自然と、21世紀にふさわしい質の高い建築を併せ持ったコミュニティーを造ろうとしている」と指摘した。