「最後のボガトゥイリ(勇士)」がロシア映画の歴代興行収入で1位に

Kinopoisk.ru
 民話、おとぎ話に基づいたロシア映画「最後のボガトゥイリ(勇士)」が、フョードル・ボンダルチュク監督の叙事的大作「スターリングラード 史上最大の市街戦」(2013)が持っていた、ロシア映画歴代興行収入の記録を抜いた。

古代のおとぎ話の世界にスリップ

 現代の普通の青年が、古代スラヴのおとぎ話の世界にスリップしてしまう。そこには、「不死身のコシチェイ」など、魔法使いや妖怪たちがわんさかいた――。ロシア映画「最後のボガトゥイリ(勇士)」はこんなストーリー。

 公開後、最初の2週間(10月19日に封切り)から、興行収入はうなぎ上りで、早くも今年の興行収入トップ10に入っている。わずか2ヶ月で、この超ヒット作は、ロシア映画歴代興行収入の記録を更新した。kinometro.ruが伝えている。

 現在までに、この映画の収入は16億8千万ルーブル(約32億円)を記録。まだ公開中なので、数字はさらに上昇するはずだ。

 

過去の記録

 これ以前の興行収入記録は、第二次世界大戦中最大の戦いの一つを描いた「スターリングラード 史上最大の市街戦」(フョードル・ボンダルチュク監督、2013年)の16億7千万ルーブルだった。

 昨年のヒット作「バイキング」は、988年にキリスト教をロシアにもたらしたウラジーミル大公についての物語で、3位を占めている。

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