巡洋艦「アヴローラ」=
セルゲイ・コンコフ撮影/タス通信1917年の10月革命の象徴となった巡洋艦「アヴローラ」(一説によると、ここから皇帝の邸宅エルミタージュに一斉射撃があった)は3日、来館者を2年ぶりに迎えた。
「巡洋艦はずっと、主に1917年10月革命の証跡と見なされていたが、今や海軍艦隊の名艦として扱われている。アヴローラは対馬沖海戦(日露戦争の中心的な戦いであった日本海海戦)、2つの革命、2つの世界大戦を経験した」と中央海軍博物館広報課がコメントしている。
巡洋艦「アヴローラ」の展示会=セルゲイ・コンコフ撮影/タス通信
ネヴァ川に係留しているアヴローラの展示規模は、6ホールから9ホールへと拡大された。来館者は指令塔、機関室、ボイラー室だけでなく、ロシア海軍に初めて導入されたレントゲンのある、医療室も見学できる。
展示品の特徴は、対馬沖海戦、10月革命、独ソ戦中のレニングラードの防衛など、アヴローラが関与したできごとについて教えてくれる、インタラクティブな展示。マルチメディア展示は、アヴローラの機器および制御系、艦長、570人いたこともある乗員の日常生活、ロシア艦隊の歴史について紹介している。
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