ロシアでお菓子作り

森川英喜氏=写真提供:Azbuka Vkusa

森川英喜氏=写真提供:Azbuka Vkusa

日本文化祭「Jフェスト」は晩秋に日本の伝統文化や現代文化をロシア人に紹介する毎年恒例のイベント。今年は武道、アニメ、尺八、囲碁と将棋が紹介され、生け花、折り紙、版画、書道の教室が開かれた。着物試着には行列ができたほかコスプレ大会、カラオケ大会も盛り上がった。 文化ファッション大学院大学の櫛下町伸一教授は日本のファッションについて講演を行った。また、日本スイーツ教室は多くのロシア人の興味を引いた。教室を開いたパティシエの森川英喜さんに、ロシア人の嗜好(しこう)やロシアのデザートなどについて聞いた。

ーJフェストに参加されたのは初めてですか?

 2回目です。抹茶を使ったマカロンとトリュフを作りましたが、ロシアの若者の皆様にはなじみの薄いもののようです。でもたくさんご来場いただきありがとうございました。


ーロシア人の好みは日本人とどこが違いますか? お菓子をロシア人向けに「改造」する必要がありますか?

もっと読む:


ロシアの甘い生活

  ロシア人は脂肪,高甘味、高塩分の味のこってりしたのがお好みと思います。これはロシアの気候、風土、文化上必要性があると思われます。

 バタークリームを多用し、日本より甘めにしております。今後はダイエットも提供したいと考えています。


ーロシアに来られた経緯は?

  1996年、モスクワのエルドラの社長に請われて菓子職人として参りました。それ以前はンで10ほどいてました。

 初めてヨーロッパのお菓子を紹介したのも我々だと、自負しております。やっぱり仕事は大変難しいですね。教えるということが。

 

ーお菓子屋さんのシェフの仕事はどんな点に特徴がありますか?

 私の仕事は1年間のロシアの行事、季節等を鑑み新作をつくることです。以前働いたことがあストランでは定のお客様に即興で作る機会が求められました。我々は大衆を相手にして、ある程度の量産性を求められます。

 

ーロシアのお菓子をどう評価されますか?

 以前はあまり味がなかった蜂蜜のトルテ、パリョット、プラガ、キエフ等では私のオリジナルのレシピで提供しています。やはり今までの物もしていかなければと思っています。

 

ーお好きなロシアのデザートは何ですか?

 やはり蜂蜜のトルテでしょうか。