バイコヌール宇宙基地の建設始まる

バイコヌール宇宙基地 写真提供:wikipedia.org

バイコヌール宇宙基地 写真提供:wikipedia.org

1955年の今日、4月28日に、カザフスタン共和国のチュタラムで、ロケット発射場である「バイコヌール宇宙基地」の建設が、極秘に始まった。

 基地の竣工は、同年6月2日というスピード建設で、57年のICBM(R-7)、1957年の世界初の人工衛星打ち上げ、61年のユーリー・ガガーリンによる世界初の有人宇宙飛行など、数々の歴史的な打ち上げがここで行われてきた。

 ソ連崩壊後の今は、カザフスタンからロシアに年間使用料1億1500万ドルで租借されている。

 本来のバイコヌール市は、基地のあるチュラタムの約500Km南西にある都市(クズロルダ州)で、本当の所在地を隠すために、このように命名された。

 基地の面積は、ほぼ福岡県に匹敵する広大なもので、基地内にガガーリン博物館がある。

 竣工してしばらくは、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射場として使われていたが、やがて基地は拡張され、ロケットの発射場としても使用されるようになった。有人宇宙船の打ち上げは、ソ連時代から一貫してここで行われている。

 

ボストチヌイ宇宙基地完成後も併用 

 周辺には、基地の職員の住居や学校なども建てられ、宇宙基地関係者の住む都市に発展していった。1966年には、市に昇格してレニンスクと命名され、1995年にはバイコヌールに改称した。

 ロシアは現在、自国領内のアムール州に、新たな宇宙基地ボストチヌイを建設中で、2018年には有人宇宙船の打上げを行う計画だが、バイコヌール宇宙基地は引き続き租借していく予定で、2004年には、2050年まで租借する協定が調印されている。