ロシアの南極観測基地「ベリングスハウゼン基地」を開設

ロシアの南極観測基地「ベリングスハウゼン基地」 =ドミトリー・マロフ撮影

ロシアの南極観測基地「ベリングスハウゼン基地」 =ドミトリー・マロフ撮影

1968年の今日、2月22日に、南極観測基地「ベリングスハウゼン基地」が、ソ連の南極探検隊によって開設された。場所は、サウスシェトランド諸島キングジョージ島の南緯62度12分西経58度58分。

 初めこの基地は、約20人の越冬隊員用で、木製の家屋数棟からなっていた。

 70年代半ばに、より耐久性のあるアルミニウム製に建て替えられ、80年代末には、28人が常時滞在し、夏期にはさらに20~25人の研究者が加われるように、基地の規模が拡大された。

 ところが、ソ連解体の影響は、ここ南極にもおよび、90年代には予算が削減され、特定の季節にしか滞在しないように「格下げ」になってしまった。この基地が特別会計で賄われるようになった。
 99年には、再び、年間通して観測が行われるようになった。

 今日この基地には、8人が常駐し、季節ごとに5人の専門家が加わる。

 とはいえ、この基地には依然独自の価値があり、その地理的位置と気候特性を利用して、ユニークな実験が行われている。