馬車鉄道が運行開始

1838年の今日、2月11日に、首都サンクトペテルブルクとツァールスコエ・セローとをつなぐ鉄道で、馬車鉄道が運行を開始した。この全長27キロの鉄道は、1837年11月に開通しており、ロシア初の鉄道だが(世界で6番目)、当初は動力に馬も使われたのである。

 

世界初の馬車鉄道は、産業革命の発祥の地イギリス(ウェールズ)で、1807年のことだった。

ロシアでは、1820年に発明家イワン・エリマノフが、馬車鉄道を考案した。木製の板(枕木)の上に、平らで溝のついたレールを置くというもので、「柱の道」と呼ばれた。

ところが、せっかくの発明も、スポンサーが現れず、実用化にはいたらなかった。エリマノフ方式の馬車鉄道が広く敷設されるようになるのは実に1世紀後のことだ。

ちなみに日本では、1882年(明治15年)に「東京馬車鉄道」が出現し、全国に広まっていくが、やがて電車に取って代わられた。