ロシア大統領府の広報部によると、プーチン大統領はこの中で安倍首相に来年、13年にロシア公式訪問を行なうよう招待している。訪問の具体的時期は外交チャンネルで決められる。
会談で両首脳は、この先の二国間関係の拡大および様々な分野での協力拡大に相互に関心があることを強調した。このほか、朝鮮半島状況をはじめとする懸案の国際問題についても言及された。
共同通信の報道によれば、安倍首相は、日本政府は「双方に満足のいく、南クリル諸島の領土問題の最終的解決」にむけた方策を模索することを指摘している。
安倍首相は先の選挙で勝利が決まった直後、日ロ関係の改善に努め、南クリル諸島の領土問題を解決する構えを表した。これに対しプーチン大統領は20日の年次記者会見で、ロシアは「日本政府からのシグナルを受け取った。」「建設的な対話を期待する」と発言していた。
(「ロシアの声」より転載)
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。