CSKAのサポーター =エカテリーナ・ロクテワ撮影
11月17日、モスクワのヒムキ・スタジアムで行われたサッカー・ロシア選手権のモスクワ「ディナモ」対サンクトペテルブルク「ゼニト」の試合で不幸な出来事が起きた。
試合開始直後より観客席からピッチへコインやライターや花火が投げ込まれ、爆竹のひとつがロシア代表でディナモのゴールキーパー、アントン・シュニンに当たり、審判は試合の中止を決めた。
医師の診断によれば、シュニンは角膜にやけどを負い、一部、聴覚を失った。
今年、熱狂的ファンによるこうした事例は他にも見られた。
ロシア・プレミアリーグのセルゲイ・プリャドキン会長は緊急会議でこう述べた。「今後、アウェーのチームは身分証明書の提示を条件にチケットを自ら販売できる、仮にファンが規則違反すれば、そのチームは次の試合を観客なしで行うことになります」
しかし、「ゼニト」のファンクラブのリーダーの一人であるエドワルド・セルジャンさんは、「フーリガン行為のとばっちりを受けるすべてのファンが気の毒です。真のファンはひいきのチームを応援するのみで相手を挑発したりしません」と述べた。
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