専門家らが、偽物ではないかとの疑いを抱いたためである。オリジナルの代わりにチェブラーシカのそっくりさん、最近のシリーズに用いられただけのものが出品されようとしているのではないか、というのである。
「連邦アニメ映画」のニコライ・マコフスキイ会長が先日行われたインタビューの中で答えたところによれば、「人形が偽物であるかも知れないということを疑わない専門家は一人もいなかった。ただのお土産品であり、文化的価値など何一つないものであることも全くあり得ることである」。会長によれば、アニメ映画の撮影に数体の人形が用いられたのは確かだ。しかし現在残っているのはわずかに1体だけである。その1体は「連邦アニメ映画」の博物館に保管されている。
(「ロシアの声」より転載)
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