第一位には世界の富が集積され、欧州の安定の砦であるスイスが輝いた。その後、オーストラリアとノルウェーが続いている。興味深いのはトップ10に入った欧州各国のうちでEU加盟国はたったひとつ、オランダの8位だったことだ。EU諸国はその経済問題から10位から30位の間となっている。かつての王者であった米国は16位でドイツとならんでいる。
アジア諸国からはシンガポールが6位、香港が10位となり、日本は台湾の14位から大きく遅れて25位となっている。ロシアは残念ながら72位となったが、ウクライナはさらに下の78位となった。
ランキング作成者らは、数年にわたる実施で調査方法も大きく改善したとしており、その結果平均収入などの客観的データのほか、居住者自身の満足度などの主観的データも取り入れたという。
しかし社会学的調査および統計資料にはかならずしも現実がそのまま反映されるとは限らない。
(「ロシアの声」より転載)
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