ボジョレー・ヌーボー解禁を祝うロシア

新しもの好きのロシア人が、11月15日にボジョレー・ヌーボー2012の登場を祝った。モスクワとサンクトペテルブルクのレストラン・チェーン「ジャン・ジャク」では、フェスティバルが催された。

モスクワのニキツキー並木通りにある「ジャン・ジャク」でも鑑定が行われ、数日前から予約をしていた人でも小さなテーブルのまわりにひしめき合うほど混雑し、バーには長い行列ができていたため、予約なしで来た人はなかなか参加することができなかった。今年このレストランでは、「ボジョレー王」と呼ばれるジョルジュ・デュブッフも用意された。訪れた人々はボトル1本に25ユーロ(約2500円)を喜んで支払っていた。バーテンダーは女性にお世辞を言うかわりに、赤い紙でつくられたバラを贈っていた。

ワインで熱くなった会場では、人々が陽気に笑い、若き音楽院の学生が奏でるアコーデオンのメロディーに合わせて歌を歌い、ワイン、笑顔、気楽な雰囲気以外何も必要としていなかった。この夜だけで、「ジャン・ジャク」では数百本のボジョレー・ヌーボーのボトルが空になった。今年モスクワの店には、約20万本の新しいボジョレー・ヌーボーが入荷したとの情報もある。

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