2013年、モスクワにある「アルマズ・アンテイ」社を初めとする3社が、航空機、衛星、弾道ミサイルを破壊できるレーザー兵器の開発を請け負うことになっており、イズベスチア紙は軍産複合体の内部情報筋からの情報だとしている。
一方、同紙によれば、ベリエフ名称タガンローグ航空学術技術コンツェルンはイリューシン76型輸送機に基づく空中実験施設A60の改良を行うということで、ロシア南部のタガンローグ近郊にある工場付属飛行場を基地としている。
1991年から存在する空中実験施設では、ミサイルの光学巡航装置の妨害などに関する実験が行われていたが、2011年予算の不足により作業がストップしていた。同情報筋によれば、現在予算が割り当てられたということで、光学装置はより強力なレーザーとなるほか、飛行実験施設は近代化されるという。
(「ロシアの声」より転載)
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